忙しい2学期を乗り切る!中学生の「スキマ時間」の学習方法

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目次

2021.09.17

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1.運動会、文化祭、修学旅行、各種イベントなど大忙しの2学期

1-1.2学期におこなわれる主な学校行事

一般的な公立中学校では、2学期になると重要な学校行事が目白押しになります。真夏から秋へと気候も穏やかになり、校外学習なども実施しやすい時期。2学期に行われる主な学校行事をチェックしてみましょう。

・中学体育祭 ・修学旅行 ・文化祭 ・生徒会関連の行事(立会演説会など)

これら学校行事は当日すぐ実施できるものではなくそれなりの準備が必要ですし、泊まりがけの修学旅行は楽しい反面心身ともに疲労することも。

新型コロナ感染拡大のためこれら行事が中止されるケースも増えていますが、学校によっては範囲を限定するなどして実施することもあるようです。

1-2.学校によって実施される学校行事とは?

文化祭や体育祭は日本全国どの中学校でも実施されていますが、なかには独自色の強いものもあります。

例えば生徒の体力づくりを重視している場合は「校内駅伝ロードレース大会・学年別マラソン大会・小学校と連携しての持久走大会」等、運動系行事が加わることがありますし、文科系の行事に力を入れている場合は「合唱コンクール・文化ホールでの合同文化発表会参加・校内弁論大会」などの行事が追加されるケースも。漁場が近い中学校では魚釣り大会や魚さばき教室など珍しい学校行事が実施されています。

1-3. 学校行事以外にもやることが多い中学生

中学生活は学校行事だけで終わるものではありません。2学期になるとすぐに実力テストがありますし、中間テスト、期末テストなど内申点に直結する重要な試験もあります。

もちろん部活動もありますし学習塾や習い事に行っている子供はかなり多忙です。時間が限られるなか、いかに時間効率のよい学習ができるかが勝負になります。

2.生活のなかで見つける「すき間時間」

2-1.まずは自分の生活をチェックする

時間効率のよい学習のためには、まず子供が1日をどのように使っているかをチェックしなければなりません。「夕食からお風呂に入るまで、いつも1時間テレビを観ている」「登校時に友達を待っている間が10分程度ある」などすき間時間が見つかるはずです。

通学のためのバスや電車の時間、学校の休憩時間、塾や習い事への送迎時間、お風呂での時間など、勉強にあてることのできる時間はあるはず。まずは子供自身の生活を振り返ることから始めましょう。

2-2.無理に睡眠時間を削らない

「勉強のための時間がない」からといって、無理に睡眠時間を削るのは逆効果です。

中学生に必要な睡眠時間は約8~10時間といわれていますが、中学生の睡眠時間は約7時間半程度と理想的な睡眠時間より少なくなっています。夜にスマホで動画を観る、漫画を読む、趣味の時間を楽しむなどすると、時間はあっという間に過ぎてしまうことに。

すき間時間を積み重ねることで効率的な学習を目指しましょう。

3.すき間時間を有効活用する勉強法とは?

3-1.古典的な赤シート暗記

すき間時間に数学の問題を解く、英語の長文問題に取り組むことはできません。もちろんノートに問題を書き出してじっくり解くには場所や時間の制約があります。

そのためすき間時間を活用するなら暗記系の勉強法がおすすめです。古典的ですが、赤シート暗記がおすすめ。覚えたいところだけピンポイントで暗記でき、ペンを使って教科書やノートになにか書く必要もありません。

3-2.小さな参考書や暗記カードを常備

勉強するスペースが限られてしまうすき間学習では、ポケットに入るサイズの参考書を使って暗記学習がおすすめ。自作の暗記カードを使うのも良い方法です。

5分、10分では本格的な学習ができないため、重要点だけを抜きだしたものを選びましょう。

3-3.教科書ぴったりトレーニングの付録を活用する

教科書完全準拠で使いやすいワークブック「教科書ぴったりトレーニング」には赤シート+miniBookが付属しています。最重要ポイントが短時間でチェックでき、ポケットサイズの暗記ブックなので持ち運びも楽々。さらにスマホの一問一答アプリもダウンロードできるので、スマホを使ったすき間学習も便利です。

4.すき間時間は暗記系の教科をメインに

4-1. 社会や理科など暗記が必要な教科はすき間時間を活用

暗記が必要な科目といえば社会、ほかにも英単語や熟語、理科の公式など。社会や英語の単語(熟語)は、そもそも知識として頭に入っていないと問題が解けません。

暗記さえしておけば確実に点が取れる教科は、やはりすき間時間を使ってコツコツ知識を積み重ねていくのが近道です。

4-2. 友達と協力して楽しく暗記

社会や英語、理科など暗記が必要な教科は、ひとりで黙々と暗記するのが効率的と思いがち。ところが友達と問題を出しあうなどクイズ形式で楽しむと意外と記憶に残ります

「これは友達が出してくれた問題だ」「友達と話していたときに、この問題の話題になった」など友達とのコミュニケーションをきっかけに暗記した内容を思い出すことも少なくありません。

またクイズ形式にすると「負けたくない!」と燃える生徒もいて、意外にエキサイトするようです。暗記は忍耐が必要な学習だけに、効率だけではなく、いかに楽しく学習できるかが鍵です。

 

参考記事:教科書準拠のワークは『教科書ぴったりトレーニング』がオススメ! 中学生の定期テスト対策

参考記事:中学生の勉強時間とタイミング

参考記事:中学生の勉強スケジュールの作り方

参考記事:中学生の家庭でできる学習方法

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