【中学生】夏休みの宿題から学力アップにつなげる勉強方法

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目次

2022.06.29

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1.夏休みに宿題が出る理由とは?

1-1.1学期の復習のため

夏休みに宿題が出る理由の一つに「1学期の復習」が挙げられます。夏休みの宿題をしていると、わからない問題や間違ってしまう問題が出てくるでしょう。
それらの問題を克服するためには、教科書や学校から配布された問題集などで克服する必要性があります。

1-2.計画性と実行力を身につけるため

夏休みは1か月以上ある長期のお休みなので、夏休み全体を見渡して宿題をどのように片づけていくのかスケジュールを作成する必要性があります。
1か月のうち部活や習い事、イベントのある日をカレンダーに記入し、さらに1日のうちにどの時間帯で宿題をするのか、ある程度スケジュールを作成しておきましょう。
夏休みのスケジュールを作成し実行する、夏休みの宿題は計画性と実行力を高めることができるチャンスといえるでしょう。

1-3.自分に合った学習方法を見つけるため

夏休みの宿題は、自宅で進めるケースが多いでしょう。宿題を効率的に取り組むためには、スケジュールを作成するのはもちろん、宿題を進めやすい学習環境や学習時間、学習量を見極めなければなりません。
また教科書に加えて、参考書や問題集を加えると効率的に進めることが出来ます。夏休みの宿題に取り組むことにより、試行錯誤しながら「自分に合った自主学習方法」を見つけることができます。

2.夏休みは学習習慣をつけるチャンス

2-1.学力アップに役立つ学習習慣

夏休みの宿題は「この1時間で英語のドリルを10ページ進める」「午後から読書感想文の課題図書を読む」など、毎日目標を決めて学習すると、学習習慣が自然に身につきます。
身についた学習習慣を2学期になっても続けていくことで、学力アップが望めるでしょう。夏休み明けの実力テストでメキメキと学力を上げていく生徒がいますが、1学期の復習はもちろん学習習慣を身につけた可能性があります。
学力アップは数日では達成できないため、夏休みなどのまとまった休みで学習習慣を自然に身につけていきましょう。

2-2.自分で自分を律するトレーニング

平日は学校に行かなければならないため、毎日決まった時間に起きなければなりません。親から強制的に起こされることもあるでしょう。
ところが夏休みは学校へ行くという縛りがないため、規則正しい生活をしなくても不都合がないので、生活習慣が乱れることも少なくありません。
夏休みは学習習慣をつける以外にも、規則正しい生活を維持するトレーニングにもなります。

3.学習量を増やす・短時間に集中して学習する

3-1.学力アップに必要なのは学習量の増加?

夏休みは子供の考えで自由に時間を調整することができる期間です。「学習時間が足りない!もっと勉強しよう」と考えて学習時間を増やすこともできます。
やる気がでるということは喜ばしい傾向ですが、無理をしすぎるのは良くありません。毎日2時間の学習時間を4時間にするなど、無理のない範囲で時間を増やすことが大切です。
無理なスケジュールを組むと睡眠時間を削ってしまったり、集中力低下・注意力低下・イライラなどマイナス面が出てしまったりするので、睡眠時間はしっかり確保し、無理せず学習時間を少しずつ増やすことが重要です。

3-2.短時間に集中する

中学生が集中できる時間には限りがあります。できれば集中できる時間帯(早朝など)や落ち着ける環境で、苦手単元の重点的な学習や教科書だけでなく参考書や問題集を加えた学習などの工夫をしましょう。
また基礎問題がわかっていないのに応用問題から解こうと思うとスムーズに進みません。理解できる基礎問題から始めることが効率のよい学習につながります。
また、「50分勉強したら10分休憩を入れる」など休憩のタイミングをあらかじめ決めておくと良いでしょう。決められた時間はしっかり学習に取り組めるようにスケジュールや学習範囲を確認しておき、夏休みの宿題から優先して学習を進めていくことがベストです。

4.効率的な学習に必要なものとは?

4-1.効率的な学習は苦手単元の克服

効率的な学習を進めるためには、苦手単元や重要項目に狙いを絞ることから始めることが重要です。
とくに英語と数学は基礎がわかっていないと応用問題を解くことができず授業から取り残されてしまうため、とくに復習に力を入れるべき科目です。英語と数学が苦手なのであれば、多めに時間をとって学習しましょう。

4-2.教科書に沿った問題集をプラス

教科書の内容を理解することが学力アップの確実なステップですが、どうしても教科書だけでは理解できない部分もあります。学校で配布された問題集を使ってもわからないときは「教科書ぴったりトレーニング」で復習をしましょう。
今使っている教科書の単元名や単元の並びに沿った内容なので、教科書ではわからない単元も「教科書ぴったりトレーニング」の解説でスムーズに理解できます。
要点チェック(基礎チェック)から基本問題、さらに応用問題まで無理なくステップアップできる内容で使いやすいのが特徴です。お住まいの地域にある書店で購入できるので、気になる方はぜひチェックしてください。

中学 教科書ぴったりトレーニング

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