3.活動の実際 「おいしい野菜祭だ」

○どんなお祭りにしようか
○みんなで力を合わせて準備しよう

 ・身近な廃材を利用しながら,お祭りで売る品物を作る。
 *本物に近い,飾っておきたくなる品物を作るのがポイント!


 ・おみこしは,はな紙を使ったキャラクターみこしに決定。
段ボールと新聞の土台にはな紙を貼り付けて形にします。
飾り付けは野菜祭にちなんで工夫がいっぱい。

 ・野菜祭にぴったしになるように,米袋を利用したはっぴ。自分が育てた野菜君たちをかいて出来上がり。
 ・踊りや「祭」の詩の群読など演芸の練習もがんばりました。

 ・本物そっくりの品物,飾り付け,子どもたちの心のこもった接待に参加された方々は感動され,子どもたちも喜んでいた。

○さあ!おまつりだ

○どんなお祭りだったかな

○お礼の手紙が届き,しあわせ配達人への実践へとつなぐ


4.おわりに

 「お祭り」の計画や準備を進めながら友達と協力して一つの行事をやり遂げる達成感が満足感へと変わっていった。
常に招待する人のことを考えて計画実行していくことで,より地域の人への愛着を深めていった。  実践を通して,最初は頼んできていただいた地域の方が子どもたちのがんばりと思いを受け止め,もっと気軽に学校に協力していただくようになった。イチゴ畑に突然ハウスが建ったり,ほうれん草に石灰がまいてあったりと農家のお仕事のついでに学校の畑に立ち寄って世話をしていって下さった。
 子どもたちもさりげないやさしさに感動し,地域の方の名前を20人以上言えるなど,知り合いが増え小森野への愛着を感じる子が育ってきている。


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