【中学生】新1年生・新2年生・新3年生が4月にしておきたい勉強

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目次

2022.02.23

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1.新1年生が4月にしておきたい勉強とは?

1-1.まずは中学生生活に慣れる

新中学生になると、それまでの生活とはガラリと変わります。学校の行事や学習の進め方、定期テストがあり新生活に戸惑うことも少なくありません。
4月は新学期が始まる時期なので、まずは中学生の生活に慣れることが大切です。入学すると実力テストもあり、さらに部活動も始まるので生活リズムをつくることから。そして毎日30分でも勉強する習慣を身につけましょう。

1-2.小学生の復習に力を入れる

また入学前の春休みには、小学生の頃に苦手だった科目を中心にして復習をしておくことをおすすめします。
とくに英語と算数(数学)は基礎が重要なので、この2教科が苦手な生徒は小学生でつまずいた部分を振りかえり、きちんと問題が解けるようにしておくことが重要です。

1-3.教科別復習ポイント

・算数…小数の計算や分数の計算、割合などの復習をしておくとよいです。計算が間違いなくできるかどうかが重要です。
・英語…アルファベットや簡単な英単語が書けるかどうか、同時に読み方もきちんとできるかどうか確認します。英和辞典などを手元におき、わからない英単語はどんどん調べて勉強しましょう。
・国語…小学校の頃に習った漢字がしっかり書けるかどうか確認します。こちらも英語と同じで辞書を手元におき、わからない言葉は積極的に調べていきましょう。
・社会…都道府県の名前と県庁所在地を理解しておくこと。さらに余力があれば世界地図をみてテストに出題された国の位置や首都を抑えておきます。
・理科…教科書の苦手分野を再度チェックすることが大切です。とくに「力」や「物質」の内容は中学校に入ると計算が加わるので基本を確認しておきましょう。また、天体や地学関係も一気に難しくなります。

2.新2年生が4月に取り組んでおきたい勉強は?

2-1.前年度の復習が大切

新2年生になると中学生活にも慣れ、ゆとりがでてきます。復習よりも予習を優先させたくなるかもしれませんが、1年生の頃に理解しにくいと感じた単元、また苦手教科があるのならそれらの復習に力を入れてください。
とくに英語と数学は1年生でのつまずきをそのままにしておくと、2年生の学習にも影響する可能性が高くなります。

2-2.新2年生が復習しておきたい英語・数学・国語の内容

・英語…1年生で勉強した英単語を覚えておくことが大切です。英単語の意味がわからないと文章の意味もわからなくなるからです。一気にまとめて英単語を覚えるのはむずかしいので、毎日3~5個の英単語を覚える、復習するなどして覚えていきます。読み→書きの順で学習し、一つの文章として単語を覚えていくと効率的です。
・数学…1年生で学習した一次方程式の解き方は、2年生で学習する連立方程式や一次関数にもつながる内容です。基礎部分をしっかり確認しておくのが重要です。
・国語…1年生で学んだ漢字が書けるのはもちろん、1年でならった漢文や古文が理解しにくい場合は再度振り返ることが大切です。漢文には返り点のつけ方、漢文のリズムなどを復習しておきましょう。

3.新3年生が4月にしておきたい勉強について

3-1.いよいよ高校受験へ

新3年生は新しく学ぶ内容はもちろん、中学1・2年で学んだ内容の総復習も必須です。新3年生になっても毎日学習する習慣のない生徒は、4月から1日のスケジュールを立て「お風呂上りに30分勉強する」など、短い時間からでもいいので学習習慣をつけましょう。1日1日の積み重ねが重要です。

3-2.新3年生が復習しておきたい英語・数学・国語の内容

・英語…3年生になると現在完了進行形など理解しにくい(日本語にない概念なので)文法が出てきます。ここはつまずきポイントです。さらに仮定法も分かりにくいので要注意。3年生になると学習レベルがあがるため、2年生までに習った単語や助動詞の使い方、不定詞など重要ポイントを確認しておきましょう。
・数学…2年生までに学んだ数と計算や図形の学習内容などをしっかり頭に入れておくことが大事です。とくに証明問題は3年生でも扱われるので、よく復習しておくとよいでしょう。
・国語…動詞や助詞、形容詞などの文法、さらに2年生で学んだ漢字、漢文(訓読文を書き下し文に書き換える練習)、古文の読み方などを復習しておきましょう。

4.効果的な予習・復習に役立つ問題集とは?

4-1.成績アップは教科書の内容を理解することから

成績アップのためには、教科書の内容を理解できるかどうかにかかっています。ところが「苦手な単元がある・苦手な教科がある」場合、教科書を開くのが億劫になることも。
高校受験で重要な復習も、教科書の内容がわかっていないと思うようにすすみません。とくに自宅学習では教師がいないので、学習の手引きとなる参考書などが必要です。

4-2.教科書完全準拠の参考書がおすすめ

自宅学習をスムーズにすすめるためには、教科書の単元名や単元のならびが同じ「教科書ぴったりトレーニング」が役立ちます。教科書ぴったりトレーニングは今使っている教科書の内容にそっており、解説文にさらにわかりやすい解説を加えて理解しやすく工夫しています。
解説ページの次に練習問題があり、理解度をすぐに確認できるのもポイント。応用問題や定期テスト予想問題も収録し、1冊で予習・復習・定期テスト対策ができます。

 

参考記事:教科書準拠のワークは『教科書ぴったりトレーニング』がオススメ! 中学生の定期テスト対策
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