【中学生の夏休み】2年生の学習の方法

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目次

2021.07.07

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1.1年生の復習

1-1. 部活やクラブ活動で中心的な役割になる中学2年生

中学2年生になると、部活やクラブ活動、委員会活動などで中心的な役割を与えられることが多くなってきます。夏休みも部活の中心メンバーとして活躍する機会も増えることでしょう。

宿題や課題が山積みのまま「もうすぐ夏休みが終わる」と焦ることも。まとまった時間がとれる夏休みは計画的に、そして効率的に時間を使うよう意識しましょう。

1-2. 1年生の復習も効率的に

中学2年生の夏休みには、ぜひ中学1年生の学習を振り返り復習の時間をつくりましょう。苦手教科があるなら、まとまった時間のとれる夏休みがチャンスです。

ただ復習のためには大量のワークブックは必要なく、教科書と教科書に準拠した副教材があれば十分です。またすべての教科に対してじっくり復習するにはかなり時間がかかってしまうため、とくに苦手教科を重点的に復習しましょう。

1-3. 中学1年生で受けたテストを再確認する

中学1年生で受けたテストを再確認し、苦手教科や理解できていなかった単元をチェック。理解が不十分だった問題を重点的に解く、教科書の基礎から見直すなどの工夫で効率的に中学1年生の復習ができます。

苦手単元を勉強したら、確認のために再度テストに挑戦。きちんと解答できれば苦手単元に対して自信がもてます。

2.1学期の復習

2-1. 理解できなかった単元を洗い出す

1学期の授業がきちんと理解できているかどうかは、中間テストや期末テストの結果をチェックすることで洗い出すことができます。

苦手科目の場合は「連立方程式がわからない・英語の未来表現がわかりにくい」など、テストの結果を振り返れば克服しなければならないポイントが見つかるはずです。

間違った問題に再挑戦しても基礎的な部分が理解できていなければ正解することはできません。1学期の単元にもどって再勉強する必要があります。

2-2. 教科書準拠の副教材を使う

中学生の勉強はあらかじめ範囲が決められています。教科書の内容をしっかり理解することができれば問題ありません。ところが苦手教科の場合、教科書の内容がわかりにくい、理解しにくい、要点がわからないなどの問題点も。

そこで教科書の単元ごとに要点をまとめた『教科書ぴったりトレーニング』がおすすめ。教科書の内容と完全にリンクしており、教科書の要点がわかりやすくまとめられているため効率的に学習を進めることができます。

2-3.時間効率を高める

中学2年生になると部活や委員会活動などで忙しくなります。学習のために十分な時間がとれないことが多いかもしれません。けれど部活をおろそかにするのは良くありません。

部活やクラブ活動は基礎体力をつけるためにも重要な時間です。部活と勉強、両方のバランスを大切にしましょう。ただ限りのある時間を有効活用するためには、過去のテスト問題を振り返る、教科書準拠の副教材と教科書を組み合わせる、授業のノートを活用するなど時間効率を高める工夫を。

3.2学期の予習

3-1. 最優先にすべきは夏休みの宿題

夏休みに2学期の予習をすることができますが、まずは夏休みの宿題と課題をすませることが大切です。学校から課された宿題を無視し予習や復習に力を入れても意味はありません。

教師の心証を悪くさせることは避けましょう。復習や復習は学習時間にゆとりのある場合で構いません。

「夏休みに時間がない、忙しい」ときは、まず学校から出された課題や宿題をすませ、余力があれば1年生の復習、1学期の復習、2学期の予習に取り組むのが基本。

3-2. 2学期の予習をすることのメリット

2学期の学習内容を予習しておくと、心理的なゆとりが生まれます。同時に時間のゆとりも生まれるため、2学期が始まっても苦手教科の復習やテストの振り返りが可能です。

2学期からの学力向上を狙っているのなら、夏休みの間の学習計画や時間効率をしっかり考えていきましょう。

3-3. 夏休みのモチベーションの保ち方

夏休みは子供の自主性を育てるチャンス。教師の授業をただ受けるだけの受動的な姿勢ではなく、自ら学習計画を立てて目標をクリアしていくことで自主性が育まれます。

ただ自宅学習は一人きりでおこなうため、モチベーションをどう維持するかが課題です。宿題であれば「今日は数学の宿題の5ページ分を終わらせる」「苦手な漢字を1日に30個覚える」など具体的な目標を立て、ひとつずつクリアしてモチベーションを維持することができます。

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