【中学生の夏休み】1年生の学習の方法

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目次

2021.07.02

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1.小学校の復習

1-1.小学生の学習をおろそかにしない

小学生の頃は、とくに勉強しなくてもなんとなく点数がとれていた…というお子さんもいるようですが、中学生になると学習内容が格段に難しくなり戸惑うことも少なくありません。

もし中学生の学習についていけなくなっているなら「ただなんとなく理解していただけ」の小学校の勉強を復習することが大切です。

漢字の書き方や算数の問題の解き方など、あやふやだった部分を復習するチャンス!積極的に夏休みを活用しましょう。

1-2.とくに算数や英語は重要

国語や社会は暗記に重点が置かれており、教科書の内容をしっかり覚えることである程度点数がとれる教科です。ところが算数や英語は、基礎となる知識を積み上げていく「知識積み上げ型教科」

小学生の授業内容が理解できていないと、中学生になりグッとレベルアップした授業についていけません。もし中学校の算数や英語で躓いているなら、苦手克服のために小学校の復習は不可欠です。

1-3.副教材を使うのが効率的

小学校の復習といっても、教科書を引っ張り出してすべて学習しなおすことは難しいもの。まず苦手教科をピックアップし、復習する教科を2~3教科に絞りましょう。

そのうえで小学生用の副教材を使って、基本的な部分を再確認。小学生の算数を1冊の本で確認しなおせる副教材もあるので、時間効率アップのために使用するのもおすすめです。

2.1学期の復習

2-1.積み上げ型教科を中心に復習する

英語や数学は知識をひとつひとつ積み上げて学習を発展させていく教科です。基本的な部分が理解できないと中学2年、3年になっても授業の内容についていけず苦手科目になる可能性があります。

まずは英語や数学を重点的に学習していきましょう。

2-2.教科書の内容を基本にする

夏休みの自主学習に高額な副教材は必要ありません。中学生は教科書の内容をしっかり理解するのが基本。1学期に学んだ学習範囲を確認し、苦手教科があれば副教材を購入して重点的に復習すればOKです。

このとき役立つのが教科書準拠の副教材『教科書ぴったりトレーニング』は教科書の単元の並び通りなので、教科書と並行して学習できるのがメリット。

まずは要点チェックで単元の内容をチェックし、練習問題、応用問題を解くことで自然に実力がアップします。

2-3.得意教科から勉強を始める

いきなり苦手教科から勉強を始めようとすると「もうちょっと時間が経ってから…」と、勉強に取り掛かるのを躊躇してしまいます。

まずは得意科目から始め、調子が乗ってきたら苦手教科に取り掛かると抵抗感が少なくなります。学習の順番も重要です。

2-4.むやみやたらに副教材を増やさない

たくさんの副教材を購入すれば「勉強をした感」が演出できますが、実際にページを開いて学習しなければ意味がありません。積読(つんどく)は止めておきましょう。

たくさんの副教材を購入するよりも、まずは教科書とプラス1冊の副教材から始めるのが一番。教科書と1冊のワークブックを完全攻略し、それでも物足りないときに新しく副教材を購入するのが無難です。

3.2学期の予習

3-1.余力があれば2学期の予習を

夏休み期間中は部活やクラブ活動、習い事、家族のイベントなどたくさんの予定が入っているかもしれません。忙しい時間をぬって、宿題や課題、1学期の復習など学習面も充実させなければならないので大変です。

そのような状況でも時間にゆとりがあれば2学期の予習をこなしておくと、新学期が始まってからの学習にゆとりが生まれます。2学期からほかの生徒と差をつけたいなら、夏休みに2学期の予習をするのがおすすめです。

3-2.予習も教科書を基本にする

2学期の予習も復習と同様、教科書の内容を理解することが基本です。ただしまだ習っていない範囲なので、副教材を使うのが効率的。

教科書と完全準拠した『教科書ぴったりトレーニング』なら教科書の要点をきちんと解説しているので理解しやすく、無理なく実力をつけることができます。基本を身につけて基本的な問題から応用問題へ挑戦していくことでより確実に理解できるはず。

3-3.規則正しい生活を

夏休みは1学期の復習や課題、宿題、2学期の予習など、まとまった学習への時間を確保することができます。学習のためにはまず、規則正しい生活が不可欠。

決まった時間に起床する、学習時間を決める、就寝時間を守るなど、基本的なルールを守ること。規則正しい生活を実践することが、夏休みの学習を成功させることにつながります。

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