「論理的思考力」「コミュニケーション力」「創造性」の3つの観点からのおすすめのボードゲームを紹介!

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目次

2026.07.31

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論理的思考力

こんにちは。 ぼー先生こと、上坊信貴です。
3回にわたって「遊びを学びに変えるボードゲーム教育」についてお話ししてきました。 「ところでどんなボードゲームがいいの?おすすめは?」なんて声が聞こえてきそうです。
今回の記事では「論理的思考力」「コミュニケーション力」「創造性」の3つの観点で、家庭でも遊びやすい(長時間になりすぎない・2人でも遊べるなど)ボードゲームをご紹介します♪

多くのボードゲームは「数」を常に意識することになります。得点の計算はもちろん、残りのカードの枚数や確率、条件に応じた判断(「この場合は○○だな」といったこと)を求められます。 これらを同時に思考しながら筋道を立ててプレイするようなボードゲームがこちらです。

①ペンギンパーティ(小学校低学年〜)
自分のターンに手札のペンギンカードを1枚出すというシンプルなルール。カードはピラミッド状に配置されていきますが、「上に置くカードは下のカード2枚のどちらかと同じ色でないといけない」というルールが非常に考えどころを作ってくれます。 はじめはとにかく出せるカードを出すという様子が見られますが、各色の残り枚数を想像したプレイができるようになるとバッチリです♪

②街コロ(小学校中学年〜)
パン屋やコンビニなどの施設を建築し、自分の街を発発展させていくゲーム。振ったサイコロの目によって自分の施設からお金が収入として入ってくるため、計画性の側面やサイコロの確率的な側面を考えることがゲームのポイントとなります。慣れてきた子は、建築にかけるコストとその施設が将来自分に与えるだろう収入を考えてプレイするようになります。この考え方は金融教育にもつながります♪

その他のおすすめ: ドメモ、リトルタウンビルダーズ、宝石のきらめき

コミュニケーション力

どのボードゲームにおいてもコミュニケーションという概念は含まれています。その中でも特に他のプレイヤーとの会話や言語化など、相手との関わり合いがポイントとなるボードゲームをご紹介します。

①ゴールデンアイ(小学校低学年〜)
ウサギたちがキツネに捕まらないようにゴールを目指す「協力」型のすごろく。記憶系ゲームのため、ゲーム慣れしていないお子さんでも遊びやすいです。助っ人カードがあり、今回のプレイでどの助っ人を連れていくのか、プレイ中にどのタイミングで助っ人の力を借りるのかなど、運だけでない要素もあるのがおすすめです♪

②ゾンビキッズ(小学校低学年〜)
プレイヤー全員でゾンビを倒し、学校を守る「協力」ゲーム。ゲームの中では2人で協力しないとできないアクションもあるため、全員で1つの目標に向かって知恵を出し合い、合意形成を図る機会が生まれます。ゾンビキッズの面白いところはもう1つ。シールで閉じられた13通の封筒が入っており、クリアするたびに封筒を開けることでゲームがどんどん進化していきます。このワクワク感が子どもたちを夢中にさせます♪

その他のおすすめ: ガイスター、チャオチャオ、カイト

創造性

ここでは頭の中で未知の体験を想像したり、違った角度から考えたり、ひらめきや発想を表現したりするゲームをご紹介します。

①ストーリーテイラー(小学校低学年〜)
自分たちで物語を作っていくような少し変わったゲーム。「とんでもなく強そうなけもの」という役にあてはまる動物候補を出し合い、配役が決まりながら物語が進みます。文章から具体的な光景やキャラクターを想像し、自分たちで物語を作っていく様子は子どもたちの好奇心と発想力をかき立てます♪

②ピタッコカルタ(小学校低学年〜)
「黄色のもの」や「くだもの」などのお題に合う言葉を場の文字タイルで作っていく協力ゲーム。思いついた言葉を直接相手に伝えることはできず、指で文字カードを指し示すことで他のプレイヤーへ伝えます。相手の言葉を推察するのも面白いポイント。オリジナルのテーマカードを作って遊ぶのも創造性につなげるおすすめの方法です♪

その他のおすすめ: ワードスナイパー、ディクシット、あいうえバトル

おわりに

ボードゲームは、今回ご紹介したもの以外にも数え切れないほどあります。大切なのは「どのゲームを選ぶか」だけではなく、「どのように遊ぶか」です。
子どもは、ゲームの勝ち負けだけを覚えているわけではありません。
「お母さんと一緒に大笑いしたこと」 「大人が本気で悔しがっていたこと」 「家族みんなで作戦を考えたこと」
何気ない時間の積み重ねが、子どもの心には長く残っていきます。

ボードゲームは、能力を育てるための道具ではなく、親子で同じ時間を共有し、ともに考え、ともに笑うためのきっかけです。その時間の積み重ねが、結果として論理的思考力やコミュニケーション力、創造性、そして非認知能力へとつながっていきます。
今回の記事をきっかけに「また遊ぼうね」と言い合える時間が増えることを願っております♪

【著者】
上坊 信貴(うえぼう のぶき)
ボードゲーム教室「 すたらぼ」代表
一般社団法人日本ボードゲーム教育協会理事
佛教大学教育学部卒業後、ビジョントレーニングの教室運営を経て2019年に独立。
現在は京都を拠点に、小学生がボードゲームで学ぶ教室「すたらぼ」を運営するほか、立命館小学校、同志社小学校、光華小学校のアフタースクールにてプログラムを提供している。
小学校から大学まで延べ50校以上での登壇実績があり、教職員研修やPTA講演も多数実施。
Instagramでは「ぼー先生」としてボードゲームを通じた教育情報を発信し、フォロワー数は1万人を超える。
教室HP:https://www.start-labo.com/
Instagram:https://www.instagram.com/puppy_boo3/?hl=ja

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