【高校生】夏休み明けテストで成績を圧倒的に上げるための復習方法

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目次

2022.08.10

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1.高校1年生はとくに1学期の復習に力を入れる

1-1.高校1年生の1学期の授業内容はとくに重要

中学校から高校へ進学してすぐに、学習内容が格段に難しくなっていることに気がつく生徒も多いと思います。
中学校の間ならテスト前の一夜漬けでなんとか切り抜けられた学習内容も、高校となると別次元になります。学習するスピードや内容が増え、わからないまま先に進んでしまうこともしばしばです。
しかし、高校1年生の1学期の内容はこれから学ぶ学習の基礎となる部分です。あやふやなまま2学期を迎えると、夏休み明けの実力テストでも十分な実力が発揮できません。

1-2.毎日少しずつの積み重ねが大きな結果に

1日2時間、毎日復習をすれば2時間×40日で合計80時間の学習時間を作ることができます。夏休みですから部活動や習い事などが入っても、2時間の自主学習時間をつくることはそれほど難しくはないはずです。
「この時間帯は必ず自主学習に充てる」という時間を決め、時間がきたら必ず復習をするよう習慣づけましょう。
それに加えて、夏休みの間に生活習慣を崩してしまわないよう配慮してください。昼夜逆転の生活になると2学期にかなり苦労します。

1-3.学校で配布されたプリントなどを見返す

学校で配られたプリントなどの配布物があれば、必ずチェックしておきましょう。重要ポイントがまとめられたものであれば尚更です。
また、学校で配布された問題集や参考書があればそれも用意し、復習するときは教科書に加えてそれらも一緒にチェックするといいでしょう。

2.1学期に受けたテストは必ず振りかえる

2-1.小テストや期末テストの結果は捨てない

クラスで実施された小テストから中間、期末テストの結果は捨てずにとっておきましょう。
夏休みになったら再度間違えた問題を解きなおし、それでもできなかった問題が苦手単元、全体の点数が悪い教科は苦手教科になります。このように1学期のテストを振りかえり、苦手単元や苦手教科を洗い出すことが重要です。

2-2.苦手教科を克服することが成績アップのコツ

苦手教科は勉強することが辛いと思います。しかし、夏休みで克服できないと2学期以降はさらに大変な思いをすることになります。早めの対策が一番です。
得意教科は伸びしろがあまりなくても、苦手教科はまだまだ得点を伸ばせる余地があります。苦手教科克服には教科書だけではなく参考書や問題集などを使って、じっくり取り組むことが大切です。

3.自主学習で学力を伸ばしやすい分野

3-1.夏休みの自主学習で進めやすい分野

自宅学習で学習しやすいものに、英単語や英文法、古文、漢文、現代文の語彙、歴史、地理などがあります。
これら暗記重視の分野は反復練習で身につけやすく、移動時や入浴時などのすき間時間にも学習しやすいという特徴があります。1学期の学習内容は基礎になっていますので、基本をガッチリ暗記することも重要です。

3-2.英単語の覚え方

「英単語を1日50語覚える」などの目標を設定するのはとても素晴らしいことなのですが、単純に「fee、particularly、prisoner」など、英単語帳を見るだけではなかなか覚えません。
語学は読み書きが大事なので必ず音読してください。ネットなどでは発音が紹介されているサイトもありますので参考にするとよいでしょう。
さらに単語だけを覚えるのではなく「I can’t pay the monthly fee.(今月のレッスン代が払えません)」のように文章として書いてみるとその英単語が名詞なのか動詞なのか形容詞なのかがわかります。

3-3.反復して覚える

暗記主体の学習は一度覚えたつもりでもどんどん忘れてしまいます。忘れることが悪いわけではなく、そういうものだと理解して何度も覚えることが重要です。
トイレの壁に暗記したい英単語や古文を書いて貼っている生徒が実際にいます。トイレの時間もすき間時間として活用することが可能です。また、スマホアプリを使ってすき間時間を活用することも良い方法です。

4.必要なら別の参考書や問題集を活用

4-1.苦手教科克服のために

苦手教科や苦手単元の勉強は、あまり気が乗らないものです。教科書やクラスで配布されたプリント、副教材を使ってもうまくいかないときは、ほかの参考書や問題集を加えてみてもよいでしょう。
もちろん何冊も参考書を購入しても逆に情報量が増えて頭が混乱しますし、なにより経済的ではありません。できれば教科書の内容に合ったもの、教科書の内容をわかりやすく解説したものがおすすめです。
「教科書ガイド」は、今使っている教科書の内容のガイドブックとして作成されており、新課程に対応しています。書店でも販売されていますので、ぜひ一度手に取って内容をチェックしてみてください(発刊されていない教科もあります)。

4-2.無理に頑張らない

夏休みは自分のペースで学習できるという点では、ほかの生徒と差をつける大きなチャンスです。2学期になってからどんどん成績が上がる生徒もいますが、やはり夏休みに努力した結果なのです。
だからと言って睡眠時間を極端に削って頑張る必要はありません。人は眠りの浅いレム睡眠の間に日中の出来事を整理して頭に定着させます。
寝不足になると昼間覚えた記憶を整理するための時間が少なくなり、せっかくの学習が思ったほど定着しないこともあります。さらに集中力低下やイライラ、昼間の眠気などマイナス面が多いため、1学期と同じ起床時間・就寝時間を守って規則正しい生活を送りましょう。

教科書ガイド

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