中学生の学習習慣をつくるコツ

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目次

2021.06.16

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1.まずは規則正しい生活から

1-1.規則正しい生活はすべての基本

朝起きる時間や夕食、入浴、就寝時間が毎日バラバラ、平日でも夜更かしをしてスマホやゲームに熱中するような生活では子供の将来が不安になります。規則正しい生活はすべての基本。

まずは起床時間や就寝時間をしっかりと決め、親は規則正しい生活が送れるようにサポートしましょう。

決まった時間になかなか起きることができない子供の場合、朝の声掛けはもちろん夜更かしをしないように声掛けしたり、夕食や入浴の時間を融通するなどして規則正しい生活習慣を覚えさせましょう。

1-2.重要な睡眠時間

アメリカの調査によると中学生に必要な睡眠時間は約8~10時間とされています。眠っている間に昼間の記憶が脳に定着するため、学校で学んだこと、家庭学習の内容をしっかり頭に入れたければぐっすり眠ることが重要です。

また睡眠中は成長ホルモンが分泌されるため、睡眠は体の成長にも不可欠。また睡眠時間が短いとイライラしやすくなる、病気にかかりやすくなるなどのデータもあります。

1-3.朝食はしっかりと

文科省の調査によると、毎日朝食を摂っている子供とそうでない子供を比較すると、朝食をきちんと食べている子供の方が学力が高いという結果が出ています。

学力だけではなく、持久走や50m走など体力面でも朝食を食べる子供の方が有利です。規則正しい生活のためにも朝食は重要なファクターになります。

2.勉強は短時間から始める

2-1.いきなり大きな目標をもたない

毎日の勉強習慣がついていない子供の場合、いきなり「平日は毎日3時間勉強する!」など大きな目標を掲げてしまうとつまずきます。

とくに学習習慣がついていない子供の場合は「毎日勉強する」こと自体にストレスを感じるため、最初は「1日15分」など短時間から家庭学習習慣をつけていきましょう。

2-2.好きな教科から始める

勉強をすること自体に苦手意識を持つお子さんの場合、まずは心理的に抵抗感のない教科から始めると家庭学習を習慣化できる可能性がアップします。

得意教科ならスタートから悩んだり嫌な気持ちになることはほとんどないので、次の教科につなげることができます。

3.学習環境を整える

3-1.机のまわりを整える

中学生の集中力には限界があります。集中力を乱すことのないよう、机のまわりにスマホやゲーム、漫画、雑誌など、勉強の邪魔になるものを置かないようにしましょう。

どうしてもスマホやゲームに手を伸ばしてしまうときは、スマホやゲーム機を勉強部屋の外に置く、電源を切るなどして、集中力を乱さないようにサポートしましょう。

3-2.夕食や入浴時間を決める

規則正しい生活には、規則正しい食事の時間や入浴時間が不可欠です。帰宅後に家庭学習をすることを考えれば、夕食や入浴の時間を決めスケジュール通りに過ごすのが一番。

入浴や夕食の時間が30分ズレただけで、その後のスケジュールが変わってしまいます。できるだけ同じ時間に夕食が終わるようにサポートしてあげましょう。

4.教科書にそった学習教材で自宅学習をスムーズに

4-1.教科書をベースに学習するのがベスト

いきなり難しい参考書を購入するのではなく、まずは教科書の内容を確実に理解するのがセオリー。家庭学習では塾講師や家庭教師がそばにいないことも多いため、マイペースで勉強できる問題集や参考書がおすすめ。

とくに教科書に沿った内容で解説してくれる参考書は内容がわかりやすく、授業の予習・復習にも使いやすいのが特徴です。

4-2.3ステップで無理なく実力アップ

教科書に完全準拠している「教科書ぴったりトレーニング」なら教科書の内容と完全リンクしているため、教科書と併用しながら学習内容を基礎から学習できます。

最初は教科書の要点をチェック、つぎに基礎を固めるための練習問題、そして応用問題と無理なくステップアップできます。基礎から応用、テスト前の確認まで1冊でOK。

応用問題が解けないときは基礎まで戻って学習しなおすことができるので、復習やテスト前の実力確認に最適です。

4-3.参考書を見ても理解できないときは?

教科書完全準拠の教科書トレーニングをチェックしても学習内容がわからない場合は、特典の動画授業を無料で視聴することもできます。

また定期テスト直前には教科書完全準拠の問題集「定期テスト ズバリよくでる」の問題を解くことでテスト対策は万全です。

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