市販の学習参考書はアリなの?

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目次

2020.01.09

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1.学校外での学習・家庭学習にはどんな選択肢がある?

小学生の学校外での学習・家庭学習といえば、どのような方法を思い浮かべるでしょうか。

学校で出された宿題や通信教育、家庭教師、学習塾などをイメージする人もいるかも知れませんし、最近では学習アプリという選択肢もあります。

しかし、「宿題や学習アプリでは勉強量が足りないのでは」「通信教育や家庭教師、学習塾だと費用が高額になってしまう」などと不安を感じる人や、「学習塾ほど高度な内容じゃなくて良いので、学校での勉強につまずかないよう、自宅でも子どもにしっかりとした勉強をさせたい」と考える人もいるでしょう。

そんな人におすすめしたいのが、学習ドリルや問題集、参考書などの市販の学習参考書です。

2.市販の学習参考書はリーズナブル!

市販の学習参考書の魅力の一つが費用です。ほかの学習法と費用を比較してみましょう。

通信教育は安いところで月額約3,000円(年間約36,000円)、平均すると月額約5,000円(年間約60,000円)です。また、文部科学省の「子供の学習費調査」(平成28年度)の小学生のデータによると、家庭教師費は年間平均約9,000円~約30,000円、学習塾費は年間平均約57,000円~約220,000円となっています。

子どもの学習に必要な費用とはいえ、多くの人にとってはなかなか手頃とは言いにくい額で、家計的に厳しいと考えている人も少なくないでしょう。

【年間費用の比較】


一方、市販の学習参考書の費用は1教科あたり年間約1,000円です。主要教科の国語・算数・理科・社会 ・英語分をすべてそろえたとしても約5,000円、もう数冊追加で購入しても年間7,000円程度で済んでしまいます。ほかの学習法と比べると、市販の学習参考書はとりわけ低価格で活用することができるのです。

市販の学習参考書は低価格でも内容充実!

市販の学習参考書に対して、「安いのは助かるけれど、実は『安かろう悪かろう』なんじゃない?」「中身はちゃんとしっかりしたものなの?」と疑問に思う人もいるかも知れません。

しかし、安いからといって、そのクオリティを侮ることなかれ! 市販の学習参考書のもう一つの魅力といえるのが、その内容の充実度なのです。子どもが楽しみながら学習を続けられるよう、工夫の凝らされた教材がたくさんそろっています。

例えば、勉強に苦手意識のある子には、エンタメ要素の多い教材がおすすめです。学習マンガがセットになっていたり、子どもに人気のキャラクターやポップで面白いイラストがついていたり、間違い探しなどで遊びながら学習できたりと、ワクワクしながら勉強に取り組めるでしょう。

教科書準拠版という、学校で使用している教科書に沿った内容で学べるタイプもあります。学校の授業の予習復習をスムーズにでき、テスト対策にもうってつけです。

参考記事:教科書準拠版って何? 効果的な使い方も解説!

毎日の学習習慣をつけたい子には、アプリと連動した教材がぴったり。アプリが学習習慣を管理してくれたり、復習用の動画を観られたりと、コツコツ積み重ねて学習する習慣をつけたい場合に有効でしょう。

そのほか、可愛い・カッコいいデザインで子どものモチベーションを上げてくれるものなど、ラインナップが充実しています。

市販の学習参考書ならコスパ良好&しっかり勉強できる!

市販の学習参考書は低価格ながら、毎日の家庭学習に役立てられるクオリティの高さもあわせ持っています。コスパを重視しつつも、学習塾ほどの高度な勉強ではなく、家庭学習に活用できる教材を選びたい、と考えている人におすすめの選択肢といえるでしょう。

市販の学習参考書を購入する際には、ぜひお子さんと一緒に買いに行き、お子さんが「楽しそう!」「これなら毎日やりたい!」と思ったものを選んでみてください。自分が気に入って選んだ教材なら、きっと楽しく取り組んでくれることでしょう。

小学生の家庭学習法に悩んでいる方は、「市販の学習参考書」を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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