底辺と高さ

底辺は,三角形や平行四辺形などで,高さを測るための基準にとった辺のことをいいます。
高さは,三角形でいえば,頂点からその対辺(底辺)へ垂直に引いた長さのことをいいます。
したがって,下のように,三角形のどの辺を底辺にとるかにより,高さもそれぞれ異なる位置に表されることになります。

上の図にはありませんが,右の図のように,高さが底辺の延長上にくる場合もあります。
平行四辺形の場合は,下の例のように,1組の平行な辺の間の距離を高さといいます。

三角形や四角形の求積の際には,底辺と高さを用いますが,図形がどんな位置に置かれても,底辺と高さを的確に把握し,求積できるようにしておくことが大切です。