植木算

「100mの道路の片側に,端から端まで10mおきに植木を植えようと思います。植木は何本いりますか。」の問題のように全長と間隔(間の数)が分かっていて,区切る物の数を求めるような問題を植木算といいます。
植木算の場合,全長と間隔と区切る物の数の間には決まった関係があります。

上の図から明らかなように,木の数と間の数には,
木の数=間の数+1
という関係があります。また,両端に木を植えない場合は,
木の数=間の数-1
という関係があります。
このような関係に気がつき,この関係を使って問題を解決することが植木算では大切です。

実際の指導では上のように図から関係を導き出していくことになります。また,区切る物や間の数が多い場合は簡単な場合(数を減らして)で考えるという考え方が役に立ちます。