化学I 基礎理解

第2部 物質の変化
第7章 酸・塩基と水素イオン濃度

(1)酸の水溶液は( 1 )味をもち,( 2 )色リトマス紙を( 3 )色に変える。これは,酸が水に溶け( 4 )し,( 5 )イオンが生じたためである。このイオンは水溶液中では常に水分子と結合して( 6 )イオンの状態で存在する。酸1分子から生じる( 6 )イオンの数を,酸の( 7 )という。一方,塩基の水溶液は,( 8 )色リトマス紙を( 9 )色に変え,( 10 )と反応しその性質を打ち消す。この性質は塩基が水に溶け( 4 )し,( 11 )イオンが生じるためで,( 12 )式中の( 11 )イオンの数または受け取ることができる( 5 )イオンの数を塩基の( 7 )という。

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(2)次の酸(1)〜(4),および塩基(5)〜(8)の化学式とその価数を書け。

(1) 塩酸(塩化水素) (2) 硫酸  (3) 硝酸   (4) 酢酸
(5) 水酸化カリウム   (6) 水酸化カルシウム (7) アンモニア
(8) 水酸化鉄(III)

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(3)次の酸または塩基を水に溶かしたときの電離式を書け。ただし,2価以上の酸については各段階に分けて書け。また,H3O+は単にH+で表してよい。

(1) HCl   (2) H2SO4   (3) CH3COOH   (4) H3PO4
(5) NaOH   (6) Ba(OH)2   (7) NH3

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(4)酸の性質は( 1 )イオンの作用によるものである。同じ濃度の酸でも電離度が大きいほど( 2 )イオンの濃度は大きいので,( 3 )性は強い。一般に,酸の強弱は同じ濃度における( 4 )の大小により比べることができる。

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(5)水溶液の水素イオン濃度が,次の値をとるとき,それぞれの溶液は酸性・塩基性・中性のどれを示すか。ただし,水溶液の温度は29℃とする。

(1) 10-5mol/l  (2) 10-12mol/l  (3) 10-7mol/l
(4) 10-2mol/l

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解答
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