帯グラフ・円グラフ

帯グラフや円グラフは,ともに割合の大きさをグラフに表したものであり,全体に対する部分の割合や,部分どうしの割合をみるのに便利なグラフです。
帯グラフは,下のように,全体の量を帯状の長方形で表し,それぞれの部分の量(面積)を,その割合にしたがい,いくつかの長方形で区切って表します。

いちばん左の項目は目盛りの数値をみれば割合がわかりますが,途中にある項目は数値の差をみて割合を読みとることになるので注意が必要です。
円グラフは,下のように,円をいくつかの扇形に区切り,その面積(中心角の大きさ)によってそれぞれの部分の割合を表しています。割合を読みとるには,円弧にとった目盛りを数えることになります。

帯グラフや円グラフをかく場合は,まず部分の割合を計算で求めて合計が100%になるようにしておきます。一般には,部分の割合の大きい順に,帯グラフでは左から,円グラフでは真上から時計回りに項目をとっていきます。