リビング学習を徹底解説!机は?収納は?整理収納アドバイザー小学生母の方法

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目次

2024.01.12

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みなさんのご家庭では、リビング学習をされていますか?
リビング学習は、家族の共有スペースのリビングで宿題などを行う学習方法です。

しかし、リビングで集中できなかったり収納が難しかったりというさまざまな悩みもあります。
そこで今回は、整理収納アドバイザーとして活躍中のインフルエンサーまりさん(https://www.instagram.com/mari____home/)のリビング学習方法を参考にしました。

まりさんは、現在小学生2人のお子さんを子育中です。Instagramのフォロワー数12万人超えのインフルエンサーとしても注目されています。
子どもが勉強しやすい環境づくりや散らからない仕組みづくりなどを実践し、子育て中の方から多くの支持を集めています。
ここからは、整理収納アドバイザーまりさんのリビング学習方法を徹底解説。合わせて学習机や収納などのポイントも紹介します。

リビング学習は勉強しやすい環境がすべて

リビング学習は家族の共有スペースのため、子どもを見守ったり声をかけたりしながら学習できます。
まりさんがリビング学習において大切しているのは、子どもが勉強しやすい環境に整えることです。
とくに宿題を取り組みやすいように環境を整え、帰宅後すぐに取り組めるような環境づくりを心がけています。

まりさんは、環境づくりで大切なのは定位置を作ることだと言います。とくに毎日使うランドセル置き場は重要です。
あらかじめランドセルや学習用具の置き場所を決めておきましょう。しかし、大人が勝手に定位置を決めるのはNGです。いずれ不具合が出たり、やりにくさを感じたりするでしょう。
あくまでも子ども自身が使うことを忘れないでください。まずは子どもを一緒に巻き込みながら、勉強しやすい環境づくりをします。何よりも子どもの意見を尊重するのが大切です。

低学年はリビング学習が基本!机周りや収納事情も

まりさんのおうちでは、小学校低学年まではリビング学習を基本としています。なぜなら、帰宅後すぐに宿題に取り組む習慣をつけるという目的があるからです。
リビング学習では、親の存在を感じることでほどよい緊張感が生まれ、宿題に取り組みやすい流れができるようになります。

また、リビング学習が習慣になるまでは、大人が子どもの横について見守るのがおすすめです。
子どもの学年や進度に合わせて、子ども自身が最適な場所で学習環境を選べるように援助していくイメージをもつとよいでしょう。
ただし、リビング学習の環境づくりは親子でつくるのが大切です。大人が独断で決めないように気をつけましょう。

帰宅から宿題完了までの導線
帰宅から宿題を完了するまでには、子どもの動きや流れの導線をつくる必要があります。
こうした導線には、背負ったランドセルを置き、宿題を取り出し、宿題に取り組んで完了するまでのルーチンが重要です。子どもにとって、いかに楽な方法を見つけられるかがポイントになります。

荷物や宿題を持ちながら、リビングと子ども部屋の往復は子どもにとってしんどいもの。そのため、まりさんは帰宅から宿題までの導線を短くしました。
子どもの動きを1つで完結できるように、不要なアクションをとことん排除しています。帰宅後の「ランドセルを置く→宿題を出す→振り向いた先の机で宿題をする」という一連の流れにこだわりました。

気になる机や収納の解決法
いざリビング学習をしようとすると、机や収納面が気になる方も少なくないでしょう。
まりさんのおうちでは、ランドセル置き場をDIYしています。ランドセル置き場は、カラーボックスを対面にして学習机の前に設置。子どもがランドセルをどんっと置けるような高さにもこだわりました。
その結果、帰宅後にランドセルを床置きする行動がなくなったと言います。ランドセルを置いてから机に座るまでの距離をぐっと短くして、学習しやすい環境づくりをされている工夫が散りばめられています。

収納の表示ラベルは、子どもの使い勝手を聞きながら作成するのが基本です。ポイントは、分かりやすさと使いやすさ。
まりさんのおうちでは、表示ラベルの書き方が重要な要素のため、書き方ひとつで子どもの行動が変わると言います。時々、見直しを含めて子どもの意見を聞くことが大切です。

リビングは家族の快適さも忘れずに
家族が集まるリビングは、家族全員が快適に過ごしたい場所です。子どもの学習環境ばかりを優先すると、レイアウトやスペースに困ったりおしゃれな雰囲気を出せなくなったりします。
まりさんのおうちでは、限られたスペースの中で快適な空間づくりを実践。アースカラーの色で落ち着いた雰囲気を出したり、机や収納などの家具は白で統一したりなどで視覚的なストレスを軽減しています。

リビング学習の注意点

まりさんはリビング学習をする上で、いくつか気をつけている点があります。実践している注意点は以下の通りです。

学習環境は親だけで決めない
子どもの学習環境づくりは、親だけで決めるのはNGです。子どもにヒアリングしたり、子どもを巻き込んだりしてつくりましょう。

床置きを避ける
低学年にとってランドセルはとても重たいため、高いところに置いたりかけたりは難しいものです。
子どもは「難しい」と感じると、継続が困難になります。床置きは部屋が散らかる大きな原因になるため、なるべく避けるのが大切です。

こまめな環境の見直しを
学校で使う物などに変化があったタイミングで、子どもの環境を見直しましょう。
例えばタブレットでは、充電しやすい場所など細かく設定するのがおすすめです。また、何かの問題や部屋が乱れだしたタイミングで見直すのも大切です。

リビング学習は環境で決まる!親子で快適な環境づくりを

リビング学習は、子どもが自立して学習できるようになるためのはじめの一歩。
親が先走って決めたり、子どもに責任を丸投げにしたりするのは避けなければなりません。小学校低学年の時期に快適なリビング学習環境をつくりましょう。
とはいえ、環境づくりは1回ではできません。何度も試行錯誤を繰り返し、子どもと一緒に使いやすい環境を考えるのが大切です。まりさんのおうちの場合は、約1年かかったとのこと。
約半年のスパンで見直しながら、問題やタイミングに合わせて見直せるとよいでしょう。

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