『教科書ぴったりドリル』で楽しく勉強する方法-レビュー

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目次

2020.08.05

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1.短時間集中で、夕食前に終わらせる

『教科書ぴったりドリル』は教科書に沿って進んでいくので、進行度はそんなに早くありません。厳選された問題を15分程度の短い時間でできるので、集中がそれてしまいがちな1年生でも無理なく使うことができます。

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宿題のほかに追加で勉強するこの『教科書ぴったりドリル』を、どのタイミングでするか、子どもと話し合いました。候補として挙がったのは、下の3つの時間帯でした。

・朝起きて、朝ご飯を食べるまでに
・夕食前の夕方
・寝る前の時間

我が家は姉妹なのですが、姉は朝早く起きるのが苦にならず、前日多少寝る時間が遅くなっても、朝は予定の時間に起きることができるタイプでした。そのため、朝の時間帯に勉強することも多くありました。しかし、この『教科書ぴったりドリル』をやる妹の方は、どちらかというと朝に弱く、結構ギリギリまで寝ているタイプでした。

姉は「朝に一緒にやる?」と提案していましたが、妹はあまり気乗りしないようでした。とにかく眠るのが好きな妹は、寝る前の時間も、「眠くて集中できなさそう…」といって却下になりました。そういったわけで夕方にやることが決定したのです。消去法で決まった時間帯ですが、この夕方にやる方式が我が家のライフスタイルにあっていたようで、思いのほかはかどりました。

夕方、学校の宿題を終わらせた後に取り掛かります。夕食の支度を終わらせ、私が横に座りスタートです。

夕食のいい香りが漂う中、夕食を食べるという時間が決まっている分、ぐっと集中できるようでした。短い時間で集中できるよう、また負担にならないように1日2種類ずつ進めました。国語と漢字、次の日は算数と国語、またその次は漢字と算数…といったように進めていきました。このようにランダムに問題を変えることで飽きずに勉強できるようでした。

2.頑張りを目に見える形にしましょう

問題が終わって答え合わせも終わると、おたのしみ表にシールを貼ることにしています。このおたのしみ表にシールを貼ることが楽しいようで、勉強のモチベーションにもつながっているようでした。

例えば、国語のおたのしみ表は、シールをすべて貼ると、宇宙が完成します。

シールのデザインもさまざまで、「今日はロケットをとばしちゃお!」と言ってロケットのシールを貼ったり、「流れ星にお願い事できるように流れ星のシールは3個続けて貼ろう!」などと言って、楽しんでいる様子でした。

ちなみに、この時は流れ星を3つ続けて貼るために3枚分がんばって勉強していました。子どもの発想力にも、なるほど!と思いましたが、そんなやる気を引き出してくれるおたのしみ表の工夫が何よりすごい!と感心しました。

がんばった分だけシールを貼っていくというのはよくありますが、『教科書ぴったりドリル』のシールは、剥がすとじゃんけんの絵柄が書いてあります。はがす前に「今日はチョキにしよ!」と言って、ドリルとの勝負を楽しんでいます。散りばめられた小さな工夫たちが、より一層子どものやる気を引き出してくれています。

3.親子の会話が増える楽しいデザインが魅力

おたのしみ表のシールのデザインもそうですが、ドリルの中にも魅力的なキャラクターがいて、問題を楽しく解説してくれていたり、ヒントを出してくれたりします。「2匹と2匹目はどうちがうかな?」など、ひっかかってしまいそうな問題にはアドバイスをくれます。子どもは結構頼りにしているようで、わからない問題の時には「リス先生いてないなぁ~」とぼやいています。

ちなみに我が家では「リス先生」と呼ばれていますが、正式には「ぴったりす先生」というお名前のようです。

4.まとめ

『教科書ぴったりドリル』は、問題の途中にイラストでアドバイスしてくれたり、シールも貼るだけではなく、剥がすとジャンケンできるなど、子どもが楽しく勉強できる工夫がたくさんあります。

ひとつひとつは、ちょっとした工夫なのですが、そのちょっとした工夫がとにかくたくさんあるんです。だからこそ、小さな子どもでも飽きずに続けられるんだと思います。

短い時間で集中してできる問題数なので、忙しくてゆっくり時間がとれないけど子どもとのコミュニケーションも大切にしたいと思っているワーキングマザーたちにも強い味方になるんじゃないかな?

仕事に、家事に、育児に…と毎日忙しいママやパパでも、15分程度なら時間がとれるでしょうし、たった15分、子どもと向き合うだけでも、毎日ちゃんとその時間をとってあげれば子どもは満足します。

『教科書ぴったりドリル』をする時間が、勉強をする時間というだけではなく、親子で向き合う時間になれば、親にとっても子どもにとっても楽しい時間になるのじゃないかと思います。

※本記事は商品を実際に使用したお母様にインタビューを行い、その内容を記事化したものです。

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