勉強に集中できる子ども部屋の特徴

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目次

2020.03.30

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1.勉強机はストレスなく勉強できる位置に

勉強に集中できる子ども部屋を作る際、学習机の配置は重要です。

子どもが右利きの場合は、窓が左側になるようにレイアウトしましょう。そうすることで自然光が手元に差し込み、明るい環境で勉強をすることができます。左利きの場合は右側が窓になるようにレイアウトしてください。窓が目の前にあると外の様子が気になり勉強に集中できなくなってしまいます。

また、学習机の背後にドアがあると背後が気になってしまいます。子どもの勉強への集中力を削ぐ配置になっていないか確認しましょう。広い空間が視野に入るようなレイアウトもおすすめです。背後を壁にして、部屋全体を見渡せるような配置にすれば、圧迫感がなく、勉強が捗るようになります。

2.机と椅子のサイズに気をつけよう

学習机と椅子のサイズや色なども勉強に集中できるかどうかに大きく影響します。

まず、学習机と椅子の高さは合っているか確認しましょう。小学校、中学校くらいまでの子どもは成長も早く、学習机と椅子の高さのバランスもよく変わります。高さを調整できる椅子を選んで、慎重に合わせ無理のない姿勢を長時間続けられるようにしてあげてください。

また、椅子の座り心地にこだわることも大切です。硬すぎたり柔らかすぎたりすると子どもは勉強に集中することができず、長時間座り続けることも苦痛に感じてしまいます。勉強に集中させたいのなら、椅子の座り心地にはこだわりましょう。

机は小さすぎず、十分にスペースを確保できる大きさのものを選んでください。ドリルや教科書、辞書、ときにはパソコンなどを置いても十分なスペースがあれば、配置などの余計なことに時間と取られずにスムーズに勉強することができます。机の上に本棚があったり、サイドに収納スペースがあるような学習机もおすすめです。

辞書や資料など、勉強に必要なものをさっと取り出すことができれば勉強に集中しやすくなります。また、すぐに片付けることができるので、机の上や部屋が散らかっていて勉強に集中できないということを防げます。

3.勉強に集中できる色を選ぼう

学習机の色はベージュやブラウンなど、目に優しい色を選ぶようにしましょう。はっきりとした色味は集中力を削いでしまいます。また、マットや引き出しなどにワンポイントの色がついている学習机を選ぶ際は、ブルー、グリーンなどの寒色系がおすすめです。

しかし部屋全体を寒色系で統一してしまうと、寒々しい印象になり、かえって子どもが寄り付かなくなってしまうという可能性もあります。ワンポイントとして取り入れる程度で十分ですので、学習机周りの色味を見直してみましょう

赤、ピンク、オレンジなどの暖色系は脳が必要以上にリラックスしてしまい集中力が持たず、勉強が捗りません。暖色系の色味は、勉強するときの視界にはできるだけ入らないような場所に置くことをおすすめします。

4.収納・整理整頓のしやすさは重要!

4-1.すぐに使うものは見せる収納で!

勉強をするときに必要なものにすぐ手が届かないと、余計なアクションが増えてその分勉強に集中しにくくなってしまいます。

ノートや参考書などすぐに使うものは、手が届きやすい場所に収納できるように収納スペースを確保しましょう。フタを開ける、扉を開く、引き出しを開けるなどのアクションが必要のないように、見せる収納をすればより少ないアクションで勉強に集中することができます。

ペン立てを机の上に置く、本棚を収納スペースとして有効活用するなどの工夫をしてみましょう。また、見せる収納はものをしまうときもアクションが必要ないので使ったものを元の場所に戻しやすいです。

4-2.片付ける場所は一つにまとめる

勉強に必要なアイテムの他、服や遊び道具などを収納する場所もできるだけ一つにまとめましょう。そうすることで部屋を片付けるときにどこに何をしまえば良いのか分からない…という悩みや、片付けが面倒になってつい放置してしまうという悩みを解決することができます。

部屋や勉強机の上が散らかっているとその分勉強に集中できなくなってしまうので、自然と片付けやすい環境にしてあげるようにしましょう。学習机の上やその周辺やゴミが溜まりやすくなっています。放置していると全体的に汚い印象になり、勉強の効率も落ちてしまいます。卓上掃除機やウェットティッシュなどを手の届く場所に配置して、さっと掃除できるようにしておくこともおすすめです。

子ども部屋のレイアウトは、子どもが勉強に集中できるかに大きく影響します。知らず知らずの内に子どもの集中力を削ぐようなレイアウトになっていないか、今一度子ども部屋の配置を見直してみましょう。

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