雷といえばフランクリンがカミナリの正体が電気であることを突き詰めた話が有名であるが,カミナリがどのようなカラクリでつくられるかはまだ謎の部分が多いといわれている。

さて,カミナリは雲と地上との間で起きる放電現象であるが,圧電素子を使ってミニ放電を起こす装置を作ってみよう。

発電の元になる圧電素子はライターや着火マンの中に使われており,使い終わったライターから取り出せば簡単に入手することができる。

ベークライト板(またはガラス板),アルミ箔,くぎ,ワニ口クリップ1対,銅板(アルミ板),電線数センチ、両面テープ,(またはのり),圧電素子,

ペンチ,やすり

①アルミ箔を雲部分と地上にある建物や木をデザインしたものを切り取る。

②①のアルミ箔を両面テープでベークライト板に付着する。

③雲部分と建物との間にのりをつけ鉄粉を満遍なくふりかける。

釘をヤスリでこすることで細かい鉄粉ができる。

④ワニクリップを雲部分にもう片方のクリップは銅板(アルミ板)につなげ地上部分に圧電素子を接触させながらパチンと押すとカミナリが起きたように光の道が見えてくる。

【注意すること】

圧電素子を金属部分に接触させないで空打ちすると手の周辺で放電が起き危険です。空打ちは絶対にしないでください。

人に圧電素子を接触させ放電することは危険ですのでやめてください。