施設紹介

千葉市科学館

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展示(てんじ)物などのしょうかい

ふだんのくらしの中から科学や自然(しぜん),地球や宇宙(うちゅう)のことを楽しく学べるのが,千葉市科学館です。各階にあるたくさんのワクワクする展示物をしょうかいします。

8階「ワンダータウン」

視覚(しかく)・音・光・数の不思議(ふしぎ)が体験(たいけん)できる,4つの展示エリアがあります。

【視覚・感覚(かんかく)の不思議】人間は,目から入るさまざまな 「じょうほう」をどのように感じ取っているのでしょうか。
寝(ね)ころがって頭を上げ,そっと足もとを見ると・・・まるでななめになっているような体験ができる「傾(かたむ)いた部屋」(写真),回転(かいてん)している立体にストロボ(フラッシュ)を当てると動いているように見える「ゾートロープ」など,何度でもためしたくなる展示物がいっぱいあります。

イメージ画像:視覚・感覚(かんかく)の不思議

【音の不思議】「音」にかくされたひみつを体感できます。小さな声でも向かいのはなれたところに聞こえる「パラボラ音声伝達(でんたつ)」,パイプを伝わった音を聞く「パイプ電話」(写真)。えいがの「効果(こうか)音」をつくる「音づくり職人(しょくにん)」など,楽しく遊びながら,音の不思議を探(さぐ)ってみましょう。

イメージ画像:音の不思議

【光の不思議】いろいろな実験(じっけん)を通して,光のせいしつを感じてみましょう。光をくっせつさせる「光のプリズム実験」(写真)は,うまくいくとにじ色が見えます。赤・青・緑の光の三原色でさまざまな光の色をつくる「光の三原色」,シアン,マゼンタ,イエローの色の三原色のインクを使ってカラー印刷をつくる「カラー印刷」など,もっと光について知りたくなるエリアです。

イメージ画像:光の不思議

【数とかたちの不思議】算数が苦手なひとも楽しめるエリア。雪の結晶(けっしょう)の模様(もよう)など,自然界にかくされた数のきまりごとがわかる「自然界の形の規則性(きそくせい)」,3つのサイコロの出る確率(かくりつ)を計算してくれる「確率サイコロ」(写真),ビリヤード台のポケットに球が入るまでの通り道をパソコンが教えてくれる「ビリヤ―ド」などの展示物がずらりとならんでいます。

イメージ画像:数とかたちの不思議

9階「テクノタウン」

わたしたちのくらしをささえる「技術(ぎじゅつ)」の原点を探るこのフロアには,くらしの中の身近な科学をしょうかいする7つの展示エリアがあります。

【電気と技術】チャンネルを回してテレビ局を選(えら)ぶ古いタイプのテレビ(写真)など,昔の電化製品(でんかせいひん)がたくさん見られます。エアコンや冷蔵庫(れいぞうこ),電子レンジなどのしくみもわかりやすく説明され,「へぇー,知らなかった!」とつぶやくはずです。

イメージ画像:電気と技術

【機械と技術】機械が好(す)きなひとはこちらへ!
小さい力で重いものを持ち上げる「滑車(かっしゃ)のはたらき」,車がどのような部品からつくられているのかが一目でわかる「スケルトンカー(英語でスケルトンは「骨格(こっかく)」という意味)」(写真)など,「機械(きかい)」のしくみが楽しく学べます。

イメージ画像:機械と技術

【都市と技術】いつも見ているはずの電柱や信号,交通標識(こうつうひょうしき)(写真)も,間近で見るとちがう発見があるかも? 「都市のライフライン」ではふだん見られない街(まち)の地下にある設備(せつび)を見てみましょう。
さまざまなセンサーをゲーム感覚で楽しめる「センサールーム」も人気です。

イメージ画像:都市と技術

【ロボットと技術】ロボットの技術が生かされているのが「リモコンモノレール」(写真)。リモコンを使ってモノレールを動かして,このモノレールに取りつけられたカメラのえいぞうも見てみましょう。科学館を上から見ると,どんな景色(けしき)かな。

イメージ画像:ロボットと技術

【デジタルと技術】デジタル技術を体感できます。
自分の声と音素材(おとそざい)を組み合わせて曲がつくれる「デジタルミュージック」(写真)や,有名な絵画や大仏(だいぶつ)などと顔の合成ができる「百面相写真館」など,デジタルが身近な存在に感じられます。

イメージ画像:デジタルと技術

【電波と技術】トンとツーの2つの信号で言葉を伝える「モールス信号」(写真)の体験,パズル感覚でパーツを並べて電子回路をつくる「電子回路パズル」,テレビや携帯電話,インターネットなどの通信技術をささえている電波についてわかる「電波キャッチャー」など,むずかしいと思われがちなことを楽しく体験できます。

イメージ画像:電波と技術

【おもちゃと技術】コマやけん玉など,昔のおもちゃでじっさいに遊びながら,そこにかくされたちえと技術を学べます。今のおもちゃとどこがちがうか,くらべてみるのも楽しいです。

10階「ジオタウン」

宇宙と地球,自然や体の不思議をしょうかいする5つの展示エリアがあります。

【地球環境(ちきゅうかんきょう)を探る】雨や風など,天気のしくみを学べる「千葉の空」,天気に合わせて販売(はんばい)する商品を選ぶ「お天気ショップ」など,天気とくらしがどれだけつながっているのかが学べます。いろいろな岩石の観察(かんさつ)ができる「石の観察テーブル」,紫外線(しがいせん)を当てると「光る石」も人気です。

【自然環境を探る】昆虫(こんちゅう)のつま先,複眼(ふくがん),羽のりんぷんなど,細かい部分をけんび鏡で観察できる「昆虫観察」や,生物がどのように進化してきたのかがわかる「進化系統樹(けいとうじゅ)」など,生物のすがたや歴史を知ることができます。

【宇宙を探る】千葉市科学館の中に歓声(かんせい)が響(ひび)く体験展示物と言えば,地球の重力の6分の1である月の重力が擬似(ぎじ)体験きる「ムーンウォーカー」(写真)です。時間と定員が決まっているので,入館時にかくにんしましょう。
また,太陽系(けい)を自分で探査(たんさ)できる「太陽系バーチャル探査」では太陽系の動きがわかりやすく理かいできます。

イメージ画像:宇宙を探る

【自分を探る】ゲーム感覚で自分の体のことがわかるゾーンです。動いているもの(動体)を見るときの視力を測定(そくてい)する「動体視力テスト」,両手両足の反応(はんのう)の速さを測定する「反応力ゲーム」や「垂直跳(すいちょくと)びコンテスト」など,全身を使って科学が楽しめます。

【生活を探る】世界各国の環境問題への意識(いしき)のちがいを時刻(じこく)で表した「地球環境時計」,世界の人が生活に必要なエネルギーをこのまま使い続けるとどうなってしまうのかを考えてもらう「大量消費シミュレーション」など,環境に対して自分ができることを考えることができます。

プラネタリウムに行ってみよう

1000万個(こ)以上の満天の星と,迫力(はくりょく)満点(まんてん)の宇宙のえいぞうをながめることができるプラネタリウム。席はリクライニングシートでゆったりリラックスしてプラネタリウムを観覧(かんらん)でき,後方には4席の車いすスペースも用意しています。大きなドームの天井(てんじょう)を見上げれば そこには本物の夜空としか思えない空間が広がっています。

イメージ画像:プラネタリウムイメージ画像:本物の夜空としか思えない空間

科学館からのメッセージ

「あの星はなんという星なんだろう?」「音ってどのように伝わるのだろう?」ふだん何気なくうかんでくるぎ問の数々。そんなぎ問を解決(かいけつ)へと導(みちび)いてくれるヒントが,この科学館でたくさん見つかると思います。子どもから大人まで,科学を楽しむこと。そのために,みなさんと科学をつないでいく役わりをするのが,千葉市科学館なのです。
月の重力が体験できる千葉市科学館ならではの「ムーンウォーカー」や1000万個以上の星が見える,さいせんたんのプラネタリウムなど,多くの方に体験を通して科学を楽しんでいただきたいと思います。

本ページは千葉市科学館のホームページを参考に作成いたしました。また使用している画像は千葉市科学館の許可を得て掲載しています。