１．量の導入に際して

２．１年の児童にとって「長いもの」とは

３．教材づくりのポイント

とぐろを巻いた２匹の「へび」（写真１）		板書はノートに写す（写真２）

	とぐろを巻いた状態の2匹の蛇を見せる（写真１）
	教師の発問「どちらがお兄ちゃんへびかなあ」
	子どもから期待する意見「長さをくらべたらいい」

	ならべておく
	はしをそろえる
	ぴんとのばす

４．学習の展開

過 程	学習活動と・予想されるつぶやき	「教師の発問」と指導上の留意点
１	紙のへびを見て話し合う ・ とぐろをまいてるよ ・ どちらがお兄ちゃんかなあ ・ このままじゃ分からないなあ ・ 長さがわかればいいよ ・ 伸ばして比べてみよう	「これは　何でしょう」 ・ ２つのとぐろを巻いた蛇を，見せて楽しく話し合う。兄弟という設定にする。 「どちらが　お兄ちゃんへびでしょう」 ・ 児童の話し合いから「ながさ」と「伸ばす」が出るまで十分に待ち，大小比較の必然性が生じてから次へと展開する。
２	2ひきのへびの長さくらべ ・ ならべたらいいよ ・ 頭をそろえよう ・ まっすぐに伸ばそう	「では，だれか2人出てきて比べてみてください」 ・ ２つのへびを比べさせる。手間取るであろうが，二人で知恵を出し合わせて行わせる。 ・ 床でも，机でも自由に使わせる。切れないようにまっすぐに伸ばすなど慎重に操作をさせたいので，大小の長さは，5センチ差ぐらいにしておく。
３	長さくらべで大切なこと ・ ならべて ・ はしをそろえて ・ ピンとのばす	「大切なことを　まとめましょう」 ・ ２の場面での活動をことばでまとめながら板書する。 ・ 同時にノート指導を行い学びの定着を図る。
４	へびのせいくらべをしよう ・ 長いへびをつくろう ・ まっすぐに伸びてるかな ・ 私が一番お姉ちゃんへびだ ・ わあい先生すごい ・ へびのせいくらべ	「では　長いへび作りに　挑戦しましょう」 ・ 長さを意識しながらへび作りに挑戦させる。 ・ 目玉に貼る○シールには児童の名前を記入して配る。シールを貼って自分だけのへびを作らせる。 「ロープに貼りましょう」 ・ 長いロープに貼らせて，感動を大切に終わりたい。
（写真３）   わあい 赤いへびが 一番長いよ 頭をそろえて へびのせいくらべだね