化学I 基礎理解

第2部 物質の変化
第10章 電池と電気分解

(1)金属をイオン化傾向の大きさの順に並べると,イオン化傾向が大きい金属ほど( 1 )を失って( 2 )イオンになりやすい。したがって,イオン化傾向の大きい金属ほど他の物質を( 3 )する力が強い。

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(2)次の(1)〜(5)の組み合わせのうちで,反応が進行するものはその変化をイオン反応式で示し,反応しないものは×印を記せ。

(1) 硫酸銅(II)水溶液と鉄  (2) 硝酸銀水溶液と亜鉛  
(3) 銅と希硫酸  (4) 塩化マグネシウム水溶液と鉄  
(5) 硫酸亜鉛水溶液と銅

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(3)次の2種類の金属を希硫酸に浸した電池の起電力が最大になるものはどれか。

(1) Zn,Cu  (2) Cu,Fe  (3) Fe,Ag  (4) Ag,Zn

(4)一般に,イオン化傾向の異なる2種類の金属板を( 1 )の水溶液に浸し,銅線で結ぶと電池ができる。イオン化傾向の( 2 )金属は溶けて( 3 )極になり,イオン化傾向の( 4 )金属は( 5 )極となる。亜鉛板を浸した硫酸亜鉛水溶液と,銅板を浸した硫酸銅(II)水溶液を素焼き板で仕切り,両極を銅線で結ぶと電流が通じる。このような電池を( 6 )電池という。( 6 )電池ではイオン化傾向の大きい( 7 )が( 8 )になり,溶液中に溶ける。生じた( 9 )は銅線中を移動し,( 5 )極へ移る。( 5 )極では( 10 )が( 9 )を受け取り( 11 )が析出する。

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(5)鉛蓄電池は( 1 )を正極,( 2 )を負極として,これを( 3 )中に浸したもので,放電すると正・負極ともしだいに( 4 )に変わっていく。鉛蓄電池の超電力は約( 5 )Vで,放電後,( 6 )すれば再びもとの状態にもどる。

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(6)硫酸銅(II)水溶液の白金電極を用いた電解において,電子1molの電気量すなわち( 1 )Cの電気量が流れると,( 2 )極に銅が( 3 )mol析出し、他方の極からは酸素が( 4 )mol発生する。

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(7)
(1) 電子1個のもつ電気量は( ア )C,Cu2+1個のもつ電気量は( イ )Cである。アボガドロ数=6.0×1023
(2) 10Aで3時間の電流を通じたとき,流れた電気量は(  )Cである。
(3) (  )Aの電流を30分間通じたとき,流れた電気量は9000Cである。

(1)

(2)
(3)

(8)硝酸銀水溶液を白金電極で,2.0Aの電流を30分間通じて電解すると,陰極に析出する銀および陽極に発生する酸素はそれぞれ何gか。


解答
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