物理授業実践記録 |
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授業で遊ぼう |
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(兵庫)神戸村野工業高等学校 北野貴久 |
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はじめに
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本校は兵庫県唯一の私立工業高校です。工業高校だから理科好きが多いと思いきや?現実は・・・そこで授業ではいつも小ネタを用意し挑みます。その小ネタのいくつかを紹介いたします。 |
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1.弾まないピンポン玉で
エネルギー保存の法則 |
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ピンポン玉とラケット持参で授業です。教卓が即席の卓球台に・・・。しばらく生徒と対戦しているのですが,すきを見て用意した「弾まない」ピンポン玉にすり替えます。どっと笑いが・・・。なぜ弾まないのかということからエネルギー保存の法則の導入としました。 弾まないピンポン玉の作り方 (用意するもの) [1] ライターなどで針をあぶり,その針先でピンポン玉にごく小さな穴を開ける。 小さな穴から水をどのようにして入れるかを考えていたとき,中国のおしっこ人形を見て,上記の方法を思いつきました。このピンポン玉を作ることは別の単元の授業ネタとして使えそうです。
(原理説明)
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2.みんなで作ろう
「レーベンフックの顕微鏡」 |
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単レンズ顕微鏡である「レーベンフックの顕微鏡」は,いろいろな作り方が紹介されていますが,教室で簡単に,しかももっとも廉価で作る方法があります。今流行?のカード式。ビー玉で作ったものと比較して,倍率の違いなどを学習できます。 カード式レーベンフックの顕微鏡の作り方 (用意するもの) [1] 名刺にパンチで穴を開け,そこに2cmぐらいに切った絶縁テープを貼り付ける。
(原理説明)
(追加)
(追記)ガラスビーズはケニス株式会社で1kg3,200円で手に入ります。ブッカーは図書館などで使われる本を保護するための透明なビニルカバーです。 |
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3.不思議な鏡
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光の反射,屈折で使える?鏡を作りました。鏡と言えば「シンデレラ」。この鏡に向かって「鏡よ鏡よ,世界で一番美しいのはだぁ〜れ?」と尋ねるとその答えが返ってくるのです。
(作り方)
(演じ方)
(注意)
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おわりに
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物理は,どうしても計算があり,それだけでイヤになってしまう傾向があります。まず興味を引き付け「どうしてかな?」と思わせることができる授業を何より大切に考えていこうと思っています。大きな実験器具よりもポケットから出てくる「小ネタ」に生徒の期待が注がれているこの頃です。 |