2020年度用 中学校理科教科書内容解説資料 未来へひろがるサイエンス
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観点別特色一覧表 観察・実験5観点啓林館の特色具体例 1.観察・実験などの数や程度は適切か。◦学習指導要領に示された観察・実験を「生徒観察・実験」として過不足なく取り上げています。◦観察・実験は,必ず行ってほしい「生徒観察・実験」,演示実験や代替実験として活用できる「ためしてみよう」,「図示実験」の3段階として,フレキシブルに活動できるようにしています。● ためしてみよう[1年]p.10, 76 [2年]p.131, 215[3年]p.5, 163など● 図示実験[1年]p.34, 155 [2年]p.36, 205[3年]p.60, 110など 2.目的意識をもって主体的に観察・実験が行えるよう,目的や課題等が適切に示されているか。◦観察・実験には,「目的」を新設して解決すべき課題を明示し,方法をステップ分けし,目的意識と見通しをもって取り組むことができるようにしています。◦生徒観察・実験のタイトルは,課題を端的に体言止めで提示しています。①● 生徒観察・実験[1年]p.39, 49, 62, 89, 131, 163, 202, 211, 221[2年]p.16, 41, 71, 75, 135, 173, 196, 201①,230[3年]p.6, 22, 53, 69, 91, 117, 142, 175, 213など 3.観察・実験を計画し, 結果を分析,解釈することについて,工夫がされているか。■ サイエンスアプローチ◦観察・実験前に取り組む, 予想・計画にかかわる場面 →「実験〇へのアプローチ」②◦観察・実験後に取り組む,結果の分析・解釈にかかわる場面 →「実験〇からのアプローチ」● 観察・実験○へのアプローチ[1年マイノート]p.4, 12, 19 など[2年マイノート]p.3, 9, 10②, 16 など● 観察・実験○からのアプローチ[1年マイノート]p.3, 9, 15, 18 など[3年マイノート]p.2, 4, 8, 12 など 4.観察・実験の結果を整理し,考察する学習活動が工夫されているか。■ 結果・考察◦バックに黄色のアミを敷いて注目させ,結果と考察を分けて示し,目的に対応する結果,結果についての考察を意識できるようにしています。■ マイノート基本のチェック「観察・実験の確認」◦各観察・実験の結果・考察についての基本内容が確認できるようにしています。● 観察・実験の確認[マイノート1年]p.24, 26, 28, 30, 36, 38, 40,46, 48, 50, 52, 58, 60, 62[マイノート2年]p.24, 26, 28, 31, 38,  39, 40,41, 48-49, 52-53, 54, 60, 61, 62, 64, 65[マイノート3年]p.20, 22, 28, 30, 31, 32, 38,39, 40-41, 46, 48-49, 50-51, 52, 60, 63 5.器具・材料は入手しやすく,身近なものや自然なものを使用しているか。■ 入手しやすく,使いやすい器具・材料◦生徒観察・実験の素材は,特殊なものは避けて,入手しやすいものを選んでいます。また,器具は安全かつ確実に観察・実験を進めるために一般的なものを使用し,電子てんびんや簡易型の電気分解装置,気体検知管など,学校に普及しつつある使いやすいものも導入しています。◦活動タイプの「ぶれいくtime」や「きみも科学者のテーマ例」では,生徒が家庭でも行えるよう配慮し,身近な素材を使うようにしています。● 使いやすい器具[1年]p.40, 132 [2年]p.134 など● 身近な素材を利用した活動[1年]p.195, 225, 232-235[2年]p.21, 141, 241, 246-249[3年]p.24, 128, 264-267など 6.基礎的・基本的な観察・実験操作の技能を習得するための工夫がされているか。■ 観察・実験の技能の確実な習得◦基本的な技能の習得が図れるように,よく使う顕微鏡やガスバーナーについては,関連単元の近くに「サイエンス資料」として紹介しています。◦特定の観察・実験で使う技能は,「実験のスキル」で,観察・実験とセットで紹介しています。◦スケッチやグラフ,表による表現については,マイノートでも習得できるようにしています。● サイエンス資料[1年]p.12-13, 112-119 [2年]p.118-119● 基礎的・基本的な技能の習得○グラフのかき方,読み取り方[1年]p.164, 212[マイノート1年]p.8, 15, 17, 21○メスシリンダーを使った測定[1年]p.132, 255 [マイノート1年]p.13, 46 7.安全,衛生,事故の防止に十分留意した内容となっているか。◦安全に配慮すべき点がより確実に伝わるように, 8つの安全マークには,文字を添えています。◦注意すべき点は,注意マークとていねいな注意書き(朱赤文字)で示しています。また,うまく進めるコツをポイントとして示しています。◦実験を正しく安全に進めるために「実験のスキル」で詳しく解説しています。◦1年のサイエンス資料②「実験を正しく安全に進めるために」③で,実験時の行動を自己確認する「実験チェックリスト」,ガラス器具などの扱い方,薬品のとり方,気をつけたい実験操作など,中学校理科全般にわたって共通して必要となる注意点やスキルをていねいに紹介しています。◦2年のサイエンス資料①「危険に備えて」 ⑤(3年にもあり),② 「ガスバーナーの使い方」 では,1年の再確認ができるようにしています。● 安全マーク, 注意マーク, ポイントマーク[1年]p.❺④ [2,3年]p.❸❹で解説しています。● 実験を正しく安全に進めるための資料[1年]p.40, 112-119③, 181, 258 など[2年]p.6, 118-119⑤, 134, 200, 268 など[3年]p.52, 124, 291 など34

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