2020年度用 中学校理科教科書内容解説資料 未来へひろがるサイエンス
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観点別特色一覧表教育基本法(教育の目標)第二条及び(学校教育)第六条第2項,学校教育法との関連1 平成28年度以降用「未来へひろがるサイエンス」観点別特色一覧表観点啓林館の特色具体例教育基本法第二条一 幅広い知識と教養を身に付け,真理を求める態度を養い,豊かな情操と道徳心を培うとともに,健やかな身体を養うこと。◦実生活における活用や論理的な思考力の基盤となる基礎的・基本的な知識・技能の確実な定着を心がけています。◦学習したことや身のまわりの事象への疑問に対して,探究する手法を提示することを通して,真理を究める態度を育成するようにしています。● 知識と教養[全学年] 本文の記述全般[全学年] マイノート全般● 探究する手法 きみも科学者[1年]p.230-235[2年]p.246-249[3年]p.264-267教育基本法第二条二 個人の価値を尊重して,その能力を伸ばし,創造性を培い,自主及び自律の精神を養うとともに,職業及び生活との関連を重視し,勤労を重んずる態度を養うこと。◦発展的な学習内容を数多く紹介し,個に応じた学習に対応しています。◦「ぶれいくtime」で,身近な生活に関連した話題を紹介しています。特に「部活ラボ」は学校生活に直結しています。◦「はたらく人に聞いてみよう!」で,仕事を通じて理科の学習が身のまわりの生活にどのようにいかされているかを紹介しています。● 発展的な学習内容[1年]p.43, 159 [2年]p.84 [3年]p.96など● 部活ラボ[1年]p.35, 205 [2年]p.39,91 [3年]p.95など● はたらく人に聞いてみよう![1年]p.23, 65,128, 171, 189[2年]p.21, 85, 161, 240 [3年]p.26, 41, 111教育基本法第二条三 正義と責任,男女の平等,自他の敬愛と協力を重んずるとともに,公共の精神に基づき,主体的に社会の形成に参画し,その発展に寄与する態度を養うこと。◦安全上の留意点に配慮し,個々が責任をもって観察・実験を進められるよう手順をていねいに示し,マークによっても注意喚起しています。◦男女の役割を固定せず,生徒一人ひとりが互いに協力しながら,観察・実験,考察や話し合い等を進めていけるよう配慮しています。◦デザインや配色にあたっては,色覚の個人差を問わず,より多くの人に必要な情報が伝わるよう心がけています。● 実験を正しく安全に進めるために[1年]p.112-119[2年]p.118-119● 観察・実験の注意マーク[1年]p.❺ [2,3年]p.❸● 理科における話し合いと発表[1年]p.256-257[2年]p.266-267教育基本法第二条四 生命を尊び,自然を大切にし,環境の保全に寄与する態度を養うこと。◦生命の歴史や連続性について紹介し,命の尊さを実感できるようにしています。◦動物を観察する活動では,動物に負担をかけないように,手早く行い,傷を付けないように注意を促しています。◦低学年では,環境への意識の芽生えを大切にし,高学年では持続可能な社会の実現に集約していくことができるように,全学年にわたって適所に環境に関する話題などを紹介しています。● 命の尊さ[1年]p.2-3 [2年]p.58-59など[3年]p.❶❷,2-3など● 動物の観察[2年]p.25, 47● 環境への意識の芽生え,持続可能な社会[1年]p.❶❷❸❹, 174-175, 238, 243など[2年]p.62-63, 79, 114-116, 252, 254など[3年]p.41, 80, 201-263, 271-272, 274など教育基本法第二条五 伝統と文化を尊重し,それらを育んできた我が国と郷土を愛するとともに,他国を尊重し,国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。◦「科学偉人伝」や「近代科学・技術の発展」「ノーベル賞の受賞~日本が誇る科学技術~」で,自然科学・科学技術の発展に大きく貢献した科学者や技術者を紹介しています。◦「先人の知恵袋」で,昔の人が見つけた知恵や現在まで受け継がれている様々な工夫などを紹介しています。◦「地域・環境資料集」で,全国の様々な地域の自然や科学に関する話題を取り上げ,郷土と我が国を愛する心を育むようにしています。● 科学偉人伝[1年]p.48, 53, 210[2年]p.5, 57, 73, 138-139, 220, 238など[3年]p.23, 25, 99, 106, 180● 先人の知恵袋[1年]p.91, 155 [2年]p.165[3年]p.131, 214, 241● 地域・環境資料集[1年]p.236-249 [2年] p.250-263[3年]p.268-281教育基本法第六条2 前項の学校においては,教育の目標が達成されるよう,教育を受ける者の心身の発達に応じて,体系的な教育が組織的に行われなければならない。この場合において,教育を受ける者が,学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに,自ら進んで学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。◦理科を学習していく上での心構えが確認できるコーナーを設けています。◦興味・関心をもって学習に取り組むことができるよう単元や章の導入を工夫しています。◦観察・実験には「目的」を新設して,解決すべき課題を示しています。「方法」はステップ分けにより,見通しをもって取り組むことができます。◦記述式が得意でない生徒のために,マイノートには,書き出しや結びの文を示して思考を引き出しやすくしています。◦本冊の「話し合ってみよう」やマイノートの「サイエンスアプローチ」で教え合い,学び合いによる協働学習ができるようにしています。◦「はたらく人に聞いてみよう!」で,学習内容と社会とのつながりが実感できるように,現場で働く人の声をインタビュー形式で掲載しています。● 教科書の使い方[1年]p.❺❻ [2,3年]p.❸❹[マイノート全学年]p.❶❷● きみも科学者「探究の進め方」「探究の道しるべ」「自由研究のテーマ例」● サイエンスアプローチの記述補助[マイノート1年]p.3, 9, 15, 22など● 話し合ってみよう● 協働学習の場面[マイノート1年]p.6, 12 [マイノート2年]p.6[マイノート3年]p.8, 18● はたらく人に聞いてみよう![1年]p.23, 65, 128, 171, 175, 189[2年]p.21, 85, 161, 240[3年]p.26, 41, 11123

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