2020年度用 中学校数学教科書内容解説資料 未来へひろがる数学
63/72

61観点別特色一覧表具体例該当ページ●既習事項をふり返ると効果的な場面には,「ふりかえり」をおき,既習事項をふり返って学習できるようにしています。小学校算数の内容には「算数」を,中学校の内容には学習した学年をつけて,その関連がわかるようにしています。1年本冊p.159,2年本冊p.142,3年本冊p.187 等●空間図形の導入では,いろいろな建物を立体図形として抽象化してとらえていくことを扱い,中学校の学習につなげるようにしています。1年本冊p.166-167●各章の関連する既習の内容をMathNaviブック(別冊)「学びをつなげよう」で取り上げ,特に小学校算数の内容を充実させ,学び直しができるよう工夫しています。1年別冊p.26-27図10,2年別冊p.24-25,3年別冊p.28-29 等●「数学広場」の中に,違った見方でみたり,さらに深めたりする「ひろがる数学」を設けました。発展マークをつけた課題では,学習指導要領の範囲を超える内容を扱っています。高等学校との関連が深い箇所では,「さらにひろがる数学」で先につながる内容を紹介しています。1年本冊p.248,2年本冊p.190-191,3年本冊p.240-241 等教科書全体の文章表記については,単語の途中での改行を避け,意味や文節による改行を行い,文章の意味が理解しやすくなるようにしています。教科書全体●例,例題にはタイトルをつけ,学習内容がはっきりわかるようにしています。1年本冊p.87 等●拡大教科書を用意し,すべての生徒が支障なく学習できるようにしています。●指導者用デジタル教科書,学習者用デジタル教科書を用意しています。●各学年で,電卓を使うことが望ましい場面では,電卓マークをつけて示しています。1年本冊p.124 等●ICTの積極的な活用を促すため,「ICTの窓」を用意するなど,紙面にコンピュータの利用を促す工夫をしています。1年本冊p.201,249-251 等●ICT教育をサポートするため,指導者用デジタル教科書,学習者用デジタル教科書を用意しています。●「力をつけよう くり返し練習」では,関連する本編の「問」のページ番号を示し,家庭などでも復習しやすいようにしています。1年本冊p.223 等●MathNaviブック(別冊)の「学びをつなげよう」,「学びをいかそう」については,自発的に学習が進められるよう,問題とその解説,調べた内容を記載しています。3年別冊p.24-25,26-27 等●本冊の「基本のたしかめ」,「章末問題」,「力をつけよう」,「数学広場」の解答を,MathNaviブック(別冊)に掲載し,自主的な学習に取り組めるよう配慮しています。解決の糸口が見つけにくい問題には「考え方」も示しています。1年別冊p.44-56,2年別冊36-48,3年別冊p.46-64男の子,女の子のキャラクターの登場回数やその役割には,大きく差が出ないようにし,性差別を助長することがないように配慮しています。教科書全体色彩はCUD(カラーユニバーサルデザイン)の観点から,色覚の個人差を問わず,色だけで判断する問題を避け,見分けることが困難な配色をしないなど,すべての生徒が見やすくなる配慮をし,NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)の認証を取得しています。1年本冊p.119,2年本冊p.155,3年別冊p.42 等●各学年の巻頭に,「学習の進め方」を設け,これから数学を学習していく上で,大切にしたいことや,ノートのまとめ方の工夫など,その心構えを意識できるように工夫しています。各学年本冊p.6-11「ボランティア活動」,「車いすバスケットボール」,「点字」,「バリアフリー新法」等の題材を設定し,公共の精神に基づき,主体的に社会の形成に参画する意識を養えるようにしています。1年本冊p.80-81,2年本冊p46-47,49,202-203,3年本冊p.180

元のページ  ../index.html#63

このブックを見る