2020年度用 中学校数学教科書内容解説資料 未来へひろがる数学
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53観点別特色一覧表具体例該当ページ●正の数・負の数では,具体的な事象を通して正の数・負の数を考察して概念形成をはかり,正の数・負の数になじめるようにしています。1年本冊p.12-18●空間図形では章全体を通して,観察や操作など,身近な具体物と対比させて考察し,より実感をともなった理解がしやすくなるよう配慮しています。1年本冊p.166-199●例,例題にはタイトルをつけ,学習内容がはっきりとわかるようにし,復習するときにも役立つようにしています。1年本冊p.84,2年本冊p.43,3年本冊p.56 等●例題の解答のうち,ノート形式で示しているものは標準解と位置づけ,分数を2行で示すなど生徒がノートに書くときの見本となるようにするとともに,途中式などを省略せず,丁寧に記述しています。1年本冊p.88図5,2年本冊p.42,3年本冊p.123 等●新しい学習に入るときに,「ふりかえり」で関連する既習内容を示すことによって,ふり返りながら学習が進められるよう工夫しています。「ふりかえり算数」,「ふりかえり○年」のように学習した学年も示し,学習のつながりも意識できるようにしています。1年本冊p.81図6,2年本冊p.47,3年本冊p.132 等●「基本のたしかめ」では,章の学習内容の基本事項が確認できるような問題を充実させています。また,各問題に対応させて,確認している内容と該当ページを示し,生徒自身が自己評価した後,ふり返って学習をすることができるようにしています。1年本冊p.77,2年本冊p.86,3年本冊p.150 等●「力をつけよう くり返し練習」では,家庭で学習するときや,授業中に早く「問」が終わってしまったときなどに,くり返し取り組める問題を用意しています。1年本冊p.223-231,2年本冊p.167-174,3年本冊p.207-214●MathNaviブック(別冊)の「学びをつなげよう」では,その章と関連する既習の内容を示し,つまずきやすいことがらについて,学び直しができるようにしています。1年別冊p.22-23,2年別冊p.8-9,3年別冊p.8-9 等●1年の正の数・負の数の計算,文字の式,方程式,2年の式の計算,連立方程式,3年の式の展開と因数分解,平方根,二次方程式など,基礎的・基本的な内容については指導のステップを細かくし,丁寧に説明しています。1年本冊p.21-25,54-56,84-85,2年本冊p.28-29,3年本冊p.24-25 等●具体的な「例」を豊富にし,はじめて学ぶ生徒にもわかりやすくしています。2年本冊p.37 等●「例題」は標準的なもので普遍性があって利用度の高いものを厳選し,できるだけ「考え方」を入れて,解決の糸口がつかめるようにしています。1年本冊p.88,2年本冊p.43 等●[課題]方程式をつくって問題を解決するために数量の関係を的確にとらえられ    ない。→1年3章2節方程式の利用で,方程式を使って問題を解決する手順を丁寧に記述しています。また,以降に続く例題の「考え方」も丁寧に記述しています。1年本冊p.94-98●[課題]証明の意味と必要性の理解ができていない。→2年4章2節1項「証明とそのしくみ」で,あることがらが成り立つことを説明するにはどうすればよいかを考える「自分のことばで伝えよう」を設置しています。また,2項「証明の進め方」では,証明を考えていく視点を示しています。2年本冊p.108,112-113●[課題]あることがらが成り立つ理由を説明できない。→「みんなで話しあってみよう」や「自分のことばで伝えよう」のコーナーでは,成り立つことがらと成り立つ理由を問う場面を適宜設定し,説明する力が育めるようにしています。1年本冊p.122,2年本冊p.123,3年本冊p.97 等

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