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エリドゥエリドゥの星
エリドゥの星は古代エジプトプトレマイオス朝のデンデラ・ハトホル神殿に残る天体図の古代エジプト固有の星座の1つで、しし座の下に位置する両手に壷を持ち冠を被った女性の姿をしています。 同じデンデラ神殿にある他の図では両手の壺から水が流れ出している姿で描かれています。 エリドゥというのはシュメール語「(ムル)ヌン・キ」は「王子たちの地」「高貴な場所」という意味があります。
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イミィイミィ
古代エジプトのイミィは、現在のしし座に当たる星座です。 黄道十二星座のしし座は春を代表する星座であり、東の地平線から昇る姿を獅子の大鎌とたとえることもあります。 紀元前一世紀のデンデラ神殿に描かれたしし座とエジプト固有の星座との位置関係を考えると、古代エジプトのライオンの星座が、私たちが知っている黄道十二星座のしし座と同一であるとしています。 この星座は、古代エジプト語では「マイ」という名前で呼ばれ、新王国時代には「イミィ」という名前で呼ばれていたと考えられています。 またイミィはギリシア・ローマ時代に黄道十二宮が導入される以前から、ナイル流域の宗教暦やデカン星座表に登場していました。



