| 英語授業実践記録 |
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| ITを活用した英語教育 ― Communicative Writing Competenceを育てる指導の工夫 ― |
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| 鹿児島県立鹿児島中央高等学校 田島洋輝 |
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1 英語教育に
IT(Information Technology) が必要な理由とITで変わる英語教育 |
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アメリカやカナダに比べて3年は遅れているとされる日本の IT 教育。危機感を持った取り組みが求められている。国際化・情報化に対応した実践的コミュニケーション能力や情報活用能力がますます求めれるようになっており,まさに,The new model of education が始まっている。 (2)「IT・教育の情報化」は国策 |
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2 ITを活用した
Communicative Writing Skills を高めるための指導事例 |
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| ネイティブスピーカーとのコミュニケーションは,生徒達に本来のコミュニケーションの目的と本物の内容や動機を与えてくれる。 (1)Eメールの利用(E-mail)
(a) メール交換(Key-pals)
(b)「Eメールプロジェクト」の実践( 共同研究プロジェクト)
授業実践の構想図
生徒達が関心のある国のほぼ同年齢の生徒達と,インターネット上で e-mail を用いて互いに日常生活,学校生活,行事等の出来事の情報を交換するのであるが,情報の共有だけではなく,その中で知り得た情報をもとに関心のあるテーマを設定し,ホームページとして公開・共有するものである。インターネット(e-mail を含む)を使うことによって,コミュニケーション本来の意味のある本当の目的をもって,より意欲的にライティング活動に取り組め,共同作業を通して Communicative writing competence も高まる。
その中で,私が最も効果的だと思ったのは,Dave's ESL Cafe の "Teachers' e-mail" のコーナーを利用することであった。熱意のありそうな先生にメールを送って,交流の依頼をした。そして,その先生と8〜9回メール交換し意思疎通した後,生徒の最初のメールを送ることができた。(実践例については紙面の都合で述べられないので,最後に紹介するHPアドレスにアクセスしてください。) (2)WWW を利用した活動例 (a) 情報検索と発表 (Summarizing a Topic from a Web Page)
(b) 課題解決学習 (Research on a theme)
(c) バーチャルツアー (Virtual tour)
生徒用に作られたウェブサイトを使って様々な活動をさせることもできる。たとえば,"Dave's ESL Cafe" は,教師にはもちろんのこと,EFL / ESL の生徒にとって世界的に最も有益なサイトのひとつである。アメリカの大きな TESOL の大会でも取り上げられ絶賛されている。このウェブサイトはカリフォルニア州立大学ノースリッジ校の Dave Sperling 先生によって開設されているが,ものすごい情報量だけではなく,世界中の人々とコミュニケーションをすることができ,楽しみながら英語力を高めることができる。ブラジルのあるファンは,「テクノロジーを利用してはいるが,感情や人間的なふれあいを伝えることができ,少しも機械的な冷たさがない」と,コメントしている。30近くのセクションを持っているが,その活用の工夫次第では,英語学習において限りない可能性が広がる。中でも,「Discussion Forums」 は世界中の教師と生徒の誰でもが,世界中の誰でもと容易に様々なトピックで話し合い,英語の指導・学習方法について,アイディアや示唆を共有できる。 |
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3 おわりに
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| 実際,インターネットを活用することによって,生徒は本物の英語で計り知れない情報を得ることができるだけでなく,実社会とインタラクティブなコミュニケーション活動ができる。つまり,インターネットは,コミュニケーションをその主要なゴールとしている言語習得に対して非常にふさわしい道具だといえる。 「まだメールは来ていませんか。」と聞きに来る生徒がいたり,詰め込み式の授業で最も退屈そうにしていた生徒が,真っ先に e-mail 交流を希望したりしたことを考えると,IT の利用は,少なからず学習意欲を喚起する。国際化・情報化に対応した実践的コミュニケーション能力を図る英語教育を目指して,同時にグローバルリテラシーを備えた生徒がひとりでも多く育つことを期待している。そして,「使える英語力」「世界に通用する英語力」を育成するための指導を目指し,生徒にコミュニケーションの喜びを与えたい。 |