| English Expressions A la carte 英語表現アラカルト |
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| Is not this THE carpenter's son ナザレに大工は何人いたのか |
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| 旭川工業高等専門学校教授 十河 克彰 |
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吉幾三さんが歌う歌に、「テレビもネェ、ラジオもネェ…」、「だから俺ァ東京へ行くダ」、というのがあります。あれもない、これもない、と日本語は「ない」ことを強調しますが、英語は、反対に「ある」を前面に打ち出します。
馬は昔、どこにでもいた、ありふれた動物でした。その「馬が、1頭いる村」に私は生まれ育った。すなわち、「面白いものなど何もない、退屈なド田舎で生まれ育った」ということになります。あまりにも人はこの表現を口にするものですから、バリエーションは無数にあります。たとえば、 one-shop town, one-drugstore town, one-doctor town, 等です。
と言って驚き、続けて言います。
ナザレ村の人は、イエスの教えに感心もしましたが、あの大工の小倅の wisdom に驚いたのです。しかも、どこぞの、偉い人に師事したとか、また、ローマに留学した話など、聞いたとこともありません。どうもこれは、インチキくさい、というわけです。 「当然一人である」。 合点のいかない私の顔を見て、先生は、「例えば、とある学校を訪問し、教頭を紹介されたとする。 This is the vice-principal. と the が付いていれば、教頭は一人である。しかし、 This is a vice-principal. と不定冠詞なら、教頭が複数いる学校と分かる」。 「英語圏の子供は、この違いは何歳ぐらいで理解するのですか」。 先生の答えです。 「どんな子でも4,5歳になれば、自然に理解する」。 こう言われては、50歳を過ぎた英語教師の私は、何か言わねばなりません。言いました。
先生はニッコリしました。 |