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アメリカに行き,「ああ,今アメリカにいるのだ」と実感するのは,牛肉料理のあの「におい」のするレストランに入った時です。アメリカ人の食生活は,牛肉無しには語れません。
アメリカの牧場は,牛舎などはなく,放し飼いです。北海道にも牧場はありますが,冬は牛舎に入れます。 とても ranch とは呼べないものですが,牧場を散歩したことがあります。旭川の近郊です。いたる所に牛フンが落ちています。体外に出てすぐのものは,注意されずとも認識できます。ところが体外から出て長時間経過したものは,一見,黒い平らな石のように見えます。完全に乾燥したのは,cow chips と言い,拾い集めてキャンプの時など,燃料に使います。いかに胃を複数持つ反芻動物でも,すべては消化できません。また patty のようにも見えるのがあります。フンには見えません。しかし,これを踏むと瞬時にフンと分かります。中が柔らかいからです。当然内部から押し出されたもので靴は汚染されます。「しまった!やられた!だまされた!クソ!」と思わず叫んでしまいます。英語人は,“Shit!”と叫びます。石か枯れ草のように偽装していたものに,「だまされた」のです。気分は,もう “Bullshit!”です。
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Unexpectedly I stepped in a big pile of a stinky cow shit. |
step on ではないのです。step in なのです。足が内部に入ったのです。踏みつけ,中から出てきたもので,靴は汚染され,強烈な悪臭を発します。薄暗い日,雨風の強い時は踏みつける危険性は倍増します。また草の中に隠れている敵もいます。待ち伏せているのです。まさに,「ウソつけ,でたらめ,やられた!」の気持ちになります。たとえメス牛のフンであっても,“Bullshit!”です。
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「牛のフンに気をつけてください」は,雌雄の関係なく,cow shit と言わねばなりません。
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Be careful, there's a lot of cow shit here.
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日本人英語教師は,shit なる下品な言葉は使うべきではありません。cow dung を使ってください。
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Be careful, there's a lot of cow dung here. 冗談の好きな人は,姿,形の似ている,patty をお使いください。
Be careful, there's a lot of cow patties here. |
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蛇足:
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patty はハンバーガー店にもあります。
牛肉偽装事件がありました。 Our beef patties are 100% beef. That's bullshit.
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註:
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1981年版 LDCE に,“bullshit”は “taboo”と分類されていましたが,2006年版では,“taboo”は消えています。 |
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