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「雪は空から降るものと思っていたが、北海道の雪は下から吹き上がる」と言った客人がいました。この人は、初めて blizzard を経験したのです。視界はほとんどゼロ、路肩の位置が分からなくなります。この状況を英語では、whiteout と言います。北海道の道路には、路肩を示す矢印の道路標識(鋼製大型視線誘導標)が、直線道路で80から100メートル間隔で設置されています。雪道の運転に必須の道路標識がこの矢印なのです。それは大雪や曇天の日であっても同様です。そして、何よりも重要なことは、急加速をしたり、急ブレーキをかけたりしないことです。
旭川市在住のアメリカ人両親とクリスマス休暇を過ごすため、アメリカから帰省していた息子が外出するとき、父親が言いました。“Don't give it the gun, particularly at the corner.”
gun とはただごとではありません。it が何を指すのか分かりませんが、日本では拳銃のやり取りは重大な犯罪です。わがアメリカの友人は、このことは百も承知しています。何かのジョークかも知れません。
“What do you mean by ‘Don't give it the gun?’” と gun にストレスを置いて聞きました。何のことはありません。銃とは100パーセント関係のないイディオムでした。 “give it the gun”は「車を急加速する」ことで、単に “gun it”、とだけ言うこともあるそうです。辞書にもでています。「急加速する、アクセルを踏み込む」とあります。本来はヨーイ・ドンで走り出すときの合図なのです。ですから、
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“Don't give it the gun, particularly at the corner.” |
は、「急加速はするな。特にコーナーでは厳禁だ」となります。雪道や、氷結した道での急加速は自殺行為です。
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