算数内容解説資料
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学力向上にむけての10のポイント2.言語活動の充実 ■ 図に表して考える ■ 算数でよく使う考え方(第4〜6学年)言語活動を充実させることは,子どもたちの思考力・判断力・表現力やコミュニケーション能力の育成に欠かせません。自分の考えを分かりやすく,言葉,数,式,図,表,グラフなどを適切に使って説明したり,互いに自分の考えを表現し伝え合ったりする活動を多く取り入れています。思考力・判断力・表現力を育成するためには,言葉や式,図などを使って考えたり,見通しをもって筋道立てて考えたりして説明・表現する活動が大切です。それぞれの学年に応じて系統的に扱っています。子ども自身で図をかいて考えていくことができるように,図のかき方を丁寧に示しました。図をかくと,問題の構造を把握することができます。その他,演算決定する際に役立つ図などについても取り扱っています。いろいろな問題解決場面で役立つ「にている」「きまり」「もどる」の3つの考え方について,本編の初出箇所を例示してくわしく解説しています。考えていく手だてを意識づけることによって,子どもの主体的な学びを促します。思考力・判断力・表現力3年上p.513年上p.506年p.156年p.274-275本編の右端部分の「子どもの気づき」は10ページ参照。系統立てて,図を取り上げています。テープ図から線分図というように,段階をおって丁寧に展開しています。20

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