理科内容解説資料
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わくわく理科52観 点啓林館の特色1.文章表現や用語の解説は,論理的で  わかりやすく,正確か。■文章は論理的でわかりやすく,児童自らが学習を進める上で必要な情報・学習事項を正しく示している。なお,3年の本文では,親しみやすい敬体文を用いている。■科学的用語は学術用語集などに従い,単位記号は,算数科との関連を考慮するとともに,国際単位系に準拠して,正しく扱っている。2.漢字かな遣いや書体は,国語科との  関連が配慮されているか。■検定基準の改正を受け,当該学年までの配当漢字を積極的に使用している(各見開きで初出箇所にふりがな付)。科学的用語では,上位学年の配当漢字も適宜使用している。また,アルファベットを用いる際にも,ふりがなを付けている。■本文には「教科書体」を採用し,習得すべき重要な科学的用語は太字で記している。その他の文章にも,点画の正しい「学参フォント」を採用している。3.写真や図は鮮明で,学習効果を  高めるように配慮されているか。■自然の素晴らしさを伝える鮮明な写真や,精密に描かれた自然や生物のイラスト,児童の目線で撮った写真や,活動が見える効果的なイラストを適所に配置して,児童の学習意欲を喚起することができるように配慮している。4.デザインやレイアウトは,  わかりやすく見やすいものに  なっているか。■問題解決の流れ(問題の発見,予想・計画,観察・実験,結果・考察)を,わかりやすいマークとロゴで表記し,児童が学習しやすく,新任の先生や理科専科以外の先生にも,指導しやすい紙面としている。■特別支援教育への配慮・判型をAB判とし,ダイナミックでインパクトのある写真・図を掲載するとともに,余裕のあるレイアウトにし,見やすいものにしている。・観察・実験の手順を示す文を矢印で結ぶ,問題の文やキャラクターのセリフを全て意味改行するなど,特別支援教育の専門家の先生監修のもと,すべての子どもたちが支障なく学習できるインクルーシブ教育に配慮している。・観察・実験後の「結果からわかること(考察)」の本文記述について,太字・青下線を施し,「結果」との違いをより明確にし,おさえるべき学習内容を視覚的によりわかりやすく示している。■色覚の特性や弱視児童への配慮・カラーユニバーサルデザインの観点から,色覚の個人差を問わず,すべての児童が支障なく学習できるように,配色・表現を配慮している。・弱視児童への配慮として,現行の教科書と同様に,拡大教科書も発刊予定である。1.印刷は鮮明か。■写真やイラストは色や質感の再現を重視するなど,鮮明な印刷となるようにしている。2.文字は読みやすいか。■発達段階に合わせて文字の大きさを変え,文字間や行間も読みやすく設定している。また,文章の位置付けに応じて,それぞれ最適な書体を採用している。3.耐久性は十分か。■軽量で印刷が鮮明,かつ長期の取り扱いに耐えうる丈夫な用紙を用いている。■別冊「わくわく理科プラス」の用紙は鉛筆で書き込みやすいものを採用し,3カ所綴じで強度を保ち,針金を内側に曲げることで安全面にも配慮している。■屋外に持ち運べる切り取り教具は,印刷面を保護し,水に強い加工を施している。4.造本上の工夫はされているか。■見やすさと読みやすさを配慮したAB判サイズの教科書としている。■AB判でも開きやすく,強度も保てる「あじろ綴じ」を採用している。■児童が効果的に学習できるように,巻末には切り取り教具を用意するなどしている。■「わくわく理科プラス」の紛失・脱落防止のため,本冊の巻末にコーナーポケットを設けている。5.環境への配慮はされているか。■再生紙と植物油インキを使用して,美しい紙面を保ちながらも,環境に対して十分に配慮している。⑨ 表記・表現⑩ 印刷・造本

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