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「つくろう,あそぼう」 〜忍者になって遊ぼう!〜 | |
堺市立竹城台小学校 越智 京子 有村 京子 三浦美智子 |
1.単元について 本校の2年生には,一人でお絵描きや読書をするのが好きな子,少人数の仲のよい友達とおもに遊ぶ子など,こじんまりした遊びをする子が多く,遊びに広がりや深まりがあまり見られないという実態があった。 そこで,「つくろう,あそぼう」という単元を年間の柱として位置付け,その中で,心と体を思いっきり働かせる活動の場をできるだけ多く設定することにした。この活動を通して,集団遊びの楽しさを体験し,人との関わりも学んでほしいと考えた。
*ダンボールのような大きな物を使い,作って遊ぶ活動を設定した。
この活動のなかで,
これらによりダイナミックな活動が展開できた。
*「忍者になって遊ぼう!」では,体験の場を教室の枠を外して学年で取り組み,
子どもたちは「忍者」が大好きである。「忍者になっていこうね」と声かけするだけで静かにすばやく行動してくれる。想像力が豊かですぐその気(忍者になった)になってくれるのである。この特性を生かして,「忍者」をテーマに取り組むことにした。これにより,子どもたちの興味・関心を持続させ,楽しく意欲的に活動させたいと考えた。
*ネーミングの工夫
*年間を通して,他教科や行事でも取り組む。
<秋の遠足>後の「楽しかった! また,行きたいなあ。」という子どもたちの意識や<講演会>後の「からくりのいっぱいあるお城を作りたい。」「手裏剣や衣装も作り,1年生を招待してあげたい。」という子どもたちの意見がでたことから,子どもたちの願いに添って「忍者になって遊ぼう!」の取り組みを始めた。
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