暗算

計算の過程を,具体物を使ったり紙にかいたりしないで,頭の中でする計算を暗算といいます。
暗算については,第2学年で,17+4,21-8のようなたし算とひき算を学習してきています。

第3学年では,35+27のような2位数同士のたし算とその逆のひき算,2位数と1位数のかけ算を取り扱うことになります。

35+27 の暗算の仕方には,次の方法があります。
1. 35+27=(30+20)+(5+7)=62
2. 35+27=(35+20)+7=62
教科書では,次の理由から,2.のように頭の位から計算する方法(頭加法)によることとしています。

・数の唱え方と合っているので暗算しやすいから
・数の大きさを捉えるには,頭の位が大切だから
・数をなるべく分解しないで,頭に置くほうが暗算しやすいから

指導にあたっては,自然にこの方法で暗算ができるように,下の例のように,35+2を示し,答えを予想させながら暗算させるとよいでしょう。
その際,途中の計算35+20の答え55をメモさせて計算させ,次第に暗算に慣れさせるということも大切なことです。

なお,23×4のようなかけ算の暗算についても,同じ理由から,頭の位から計算する方法をとっています。