3.標本作製

 採集した昆虫の標本を作製する。飼育していた昆虫が死んだら標本として残す。これは学術的にも意味のあることである。昆虫が死んでしまったら,「埋めてあげましょうね」もいいが,時には「標本として永遠に残してあげよう」という機会があってもいいと思う。
 標本作りを通して昆虫の名前を調べたり,からだをよく観察し,仕組みを知る。「じっくりみる」ということになる。甲虫などはあまり難しい技術を用いずに作ることも出来るので,時間のとれる時に挑戦されることをおすすめする。

 以下に,簡単に出来る標本作製の方法をイラストで紹介する。




前ページ次ページ